(33) 神である主は、人(アダム)に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」

2011/12/27

Trees

「あなたは、どこにいるのか?」

聖書を見る限りでは、神様が初めて発した質問は、「あなたは、どこにいるのか?」というものです。これは何もアダムが隠れるのが上手で、神様が彼を見つけられなかったわけではなく、むしろ「あなたは今の自分の状態をよく分かっているのかい?自分の本当の姿を隠すのはもうやめて、ありのままの姿でわたしの前に出ておいで。」と招いている言葉なのです。

「あなたは、どこにいるのか?」 これは私たちが立ち止まって、深く考えてみる価値のある質問です。私たちは成長過程の中で、いつの間にか「ありのままの自分の姿を隠す」ことを身に付けてしまってはいないでしょうか?他人に認められるために無理な努力に励んだり、仕事や家事に忙殺されて自分自身を見失ったり、自分の中の弱さを知られるのが怖くて周囲に堅い防壁を築いたり…。何とか隠しきれている間は良いかもしれませんが、その隠し続けている間のストレスは、私たちが想像する以上に私たちを精神的にも肉体的にも蝕んでいるものです。

私たちがいくら他人の目を騙せたとしても、いつも私たちの本当のありのままを捜しておられる方がいます。しかもそれは私たちを責めるためではなく、そのありのままを丸ごと受け入れ、愛してくださるためです。それが、私たちに命を与え、この世に送り出してくださった神様なのです。私たちがこの方の『変わらぬ愛』に信頼し、そのありのままを彼にさらけ出しながら生きるとき、自分自身の本来の価値を見出し、他の人々の前にも「自分を隠さずに」生きることができるようになるのです。

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