聖書

(151) “イエスは答えて言われた。「わたしがしていることは、今はあなたにはわからないが、あとでわかるようになります。”

神を信じて生きる者にとっての最もつらい試練は「反対者による迫害」ではなく、思わず「神様なぜですか?」と叫ばずにはいられないような状況に陥った時ではないでしょうか? 旧約聖書の時代の最も偉大な人物の1人である『モーセ』が、当時エジプトで奴隷として苦役を強いられていたイスラエルの民を、神の命令に従って脱出させようとした時、エジプトの王(ファラオ)は民を行かせるどころか、更なる苦役を民に課すようになりました。当然イスラエルの民はこぞってモーセに対し不平不満を並べ立てたのです。きっとモーセの心中は「神様、私はあなたの命令に従ってこの民を脱出させようとしたのに、どうして更なる試練をお与えになるのですか?」という混乱と嘆きに落ち込んだことでしょう。 私たちの信仰生活の中でも同様なことが起こります。「神様の導き(聖書のことば)に従ってここまで来たのに、どうしてこんな目に遭わなければならないのか?」そんな時私たちが思い起こさなければならないのは「神の大いなるご計画は、私たちの小さな頭で想像する規模をはるかに超えている」ということです。神はこの後モーセとイスラエルの民のために、数々の恐るべき奇跡を行ない、最終的には「海を2つに分ける」という考えられないようなみわざによって、イスラエルの民をエジプトから脱出させたのでした。 私たちは喜ばしくない状況に直面すると、つい「神様、一体何やってるんですか!」と文句を言ってしまいがちですが、私たちがイラついている原因は、実際は『好ましくない状況そのもの』ではなく、「『今置かれている状況』と『自分が予想していたもの』とのギャップ」によるのです。私たちは「自分はこうしてちゃんと神様に従っているんだから、神様は私に何か(こんな風な)いい目を見させてくれるはずだ」と自分勝手に神様がしてくださるであろうみわざを決めてしまうのです。そして結果が願った通りじゃないと「神様のウソつき!」と言ってプイと背を向けてしまいがちです。 神はあなたより遥かに『気長』な方です。そして彼が望んでおられるのは、私たちが神を「自分が予想したとおりの結果を与えてくださる方」としてではなく、「私たちの思いを遥かに超えてみわざを行われる方」として知ることを求めておられるのです。

メッセージ

2014年12月7日 「やり直しのきく人生」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ       「やり直しのきく人生」    (07/12/2014) [コロサイ 4:10~18] ◆人は1人では生きられない ・この短い箇所に9人もの人々の名前が登場する。ここから分かることは「パウロは決して1人ではなかった」と いうこと。パウロは彼らのことを『同労者』と呼んだ。パウロの大きな働きの陰には、多くの協力者がいた。 ◆『マルコ』という人物[10節] ・パウロは1度はこのマルコに見切りをつけたことがあった。[使徒15:36-40]  しかし、神はマルコをあきらめな かった。やがてマルコは(恐らくバルナバの助けにより)4福音書の1つを遺すほどに成長した。 ◆パウロも脱落しかけた! ・実はパウロも「神によって『やり直し』のチャンスを与えられた者」の1人。キリスト者を迫害し、殺したことさえ あるパウロを、神はあきらめなかった。キリスト者の間で恐れられていたパウロを、神はバルナバによって 交わりの輪に加えてくださった。[使徒9:26-27] ・またその後ユダヤ人から追われ故郷のタルソに身を潜めていたパウロを、神は再びバルナバによって 歴史の表舞台に連れ出した。[使徒11:22-26] 神は2度でも3度でも「やり直しのチャンス」をお与えになる方。 ◆次の2つのことに心を留めよう! ①神はあなたに「あきれない」し、あなたを決して「あきらめない」。だから、 たとえ転んでも何度でも起き上がって、再び歩き出そう! ②神があなたをあきらめないように、あなたも(バルナバのように)何度でも赦し、 新しいチャンスを与える者になろう!   Outline of the sermon     “You can start over again!”  (07/12/2014) Read more…