忠犬

今日は、ある愛犬家の遺した詩をご紹介します。

「もしあなたが『カフェイン』を摂取することなしに1日をスタートすることができ、かつ『強壮剤』なしに日々を乗り切ることができたとしたら、またもしあなたが体や心の痛みをものともせずに、いつも機嫌よく過ごすことができたとしたら、またもしあなたが嫌なことに出くわしてもブツブツ文句を言わず、周囲の人までも嫌な気分にさせることを避けることができたとしたら、またもしあなたが毎日同じ食事ばかり食べているにも関わらず感謝の心に満ちていられたとしたら、またもしあなたが愛して止まない人が忙しさのあまりあなたのために少しも時間を割いてくれなくても、そのことを理解してあげられたとしたら、またもしあなたの友人があなたへの配慮をすっかり忘れてしまっていても、それを気持ち良く赦してあげられたとしたら、またもしあなたではない誰かの落ち度のために物事が悪い方向へ進んで行くのを見て、あなたの友人があなたに向かって当たり散らすのを大目に見てあげられたとしたら、またもしあなたが人々からの批判や責めを少しも気を悪くすることなく受け止めてあげられたとしたら、またもしあなたが友の無学さを見てもあきれることなく、またそれを修正しようともしないでいられたとしたら、またもしあなたが金持ちの知り合いと貧乏な知り合いとに対して全く何の差別もなく接することができたとしたら、またもしあなたがこの世にあってほんの少しのウソもごまかしもなく生きていられたとしたら、またもしあなたが精神的緊張や疲労を何の医学的助けもなしに乗り越えて行けたとしたら、またもしあなたがお酒を一滴も飲むことなしにいつもリラックスしていられたとしたら、またもしあなたがお酒や薬の助けを借りなくても毎晩ぐっすり眠れているとしたら、またもしあなたが心の底から正直な気持ちで『自分はどんな宗教の信者も、人種も、またどんな主義主張を奉ずる人でも、決して偏見をもって扱うようなことはしない』と言い切れるとしたら、もし本当にそうなら、友よ、あなたはきっと、あなたの犬に優るとも劣らない立派な人間に違いない。」

お互い『犬にも負けない人生』を送りたいものですね。神様の憐みと祝福がありますように。

Categories: 聖書

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