聖書
(625) “天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。”
日本ではようやく暑さの峠を越えた頃でしょうが、南半球のこちらクライストチャーチでは、桜が見頃を迎えています。 考えてみると、日本からニュージーランドに来て『創造主なる神』に気付く方々が多いようです。恐らくその大きな理由の1つは「美しく壮大な自然」に触れることが多いからではないでしょうか。ニュージーランドでの生活は、時間がゆったりとしているのに対し、レジャーがそこまで多くないので、そこらじゅうにある『遊歩道』や『自然公園』をのんびりと歩く機会が多く、そこで様々な美しい花々や小動物たちを見かけます。また、日本のように夜のネオンサインが激しくないので、星空も美しく、また車で1時間も走れば、壮大な山々や湖を眺めることもできます。それらの「神の被造物」を見る時に、『創造主なる神』を肌で感じ、またその神の美的センスや優しさを思い浮かべて、この方の御手に身をゆだねて生きて行きたい、という気持ちが芽生えるのではないでしょうか? しかも聖書は、「神はこの天地を造り、そしてその中でも最高傑作品として、私たち人間をお造りになった」と教えています。これらすべての「美しい大自然」にも優る存在として、神は私たち1人1人を創造され、そして慈しんでおられます。自分を卑下したり、粗末に扱ったりせずに、「神に造られた傑作品」として1日1日を全力で生き、『神の栄光』を表現する人生を歩んでいきたいものです。