上記の聖書のことばの中に2つのキーワードが出てきます。1つめは『報酬』です。これは分かりやすく言えば「当然の報い」。例えば「時給1000円で8時間働けば当然8000円もらえるはず」、これが『報酬』です。

 もう1つは『賜物』、別の言葉で言えば「おもいがけないご褒美」。これは「特に受け取るにふさわしい理由がないのにも関わらず、相手のご好意によっていただけるもの」。例えば「時給1000円で8時間しか働いていないのに、気前の良い雇い主が1万円くれた」、これは『賜物』です。

 聖書は「私たちはいのちの源である神に対して『罪』がある(的外れな歩みをしている)ので、当然の結果として『死』に至る」と教えています。ところがこの神はその憐れみの故に、「死に値する私たち」の『罪の代価』を、ひとり子イエス・キリストによって支払ってくださった。それ故、「この驚くべき神のみわざを自分のこととして信じる者は、『賜物』として『永遠のいのち』を神から受け取ることができる」と教えています。これがいわゆる、キリスト教の言う『福音(良き知らせ)』です。

 私は大学生時代、20歳の時に初めてこの『福音』を聞き、そしてその場で信じました。それから40年以上経ちましたが、神が与えて下さったこの「永遠のいのち」は、今日も私の中に息づいて、この『福音』を他の人々にも伝えずにはいられない気持ちにさせてくれているのです!

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