
心理学者たちの調査によると、私たちの『自己尊厳性(自尊心)』は「自分が最も重要視している人物が自分のことをどう思っているか」に最大の影響を受けるそうです。すなわち通常子供たちにとっては『親』ということになりますよね?既婚者であれば『配偶者』、社会人であれば『職場の上司』、また「大切な友人」や「先生」だったりするかもしれません。
残念なことに、人間は完全ではないし、時には悪意に動機付けられることもあるので、私たちを落ち込ませたり、悩ませたり、深く傷付けたりすることがあります。しかし『良い知らせ』があります!私たちを形造られた『創造主なる神』は、私たちを愛し、また私たちの『真価』を知っておられるので、私たちがこの方を「自分の人生において最も大切な存在」とする時、私たちは「正しく健康な自己尊厳性」を持って生きられるようになります。「神が私のことをどう思っておられるか」ということを基盤に自意識を築いて行くのです。
人生に間違いや失敗は付き物ですが、私たちの周囲の人々は私たちの失敗に対して批判したりこき下ろしたりすることが多々あるので、しばしば私たちは『不健康な罪責感』に陥ります。しかし創造主なる神はこう言われます。「わたしはあなたの失敗や過ちを知っているが、それをわたしの『憐れみの目』で見ている。もう1度立ち上がって前に進んでごらん。今度はきっと前よりも上手にできるようになるから」と。
聖書は私たち1人1人を『神の傑作品』と呼んでいます。『作品』は『製品』のように大量生産で製造されたものではなく、「世界にたった1つしかない、ユニークで貴重な存在」です。神はあなたのことをいつもそのようにご覧になっているのです。そして、あなた自身にも自分のことをそのように感じて欲しいと願っておられるのです。
0 Comments