2016年7月3日 「『キリストの御霊』の働き」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ       「『キリストの御霊』の働き」     (03/07/2016) ◆「内なる聖霊」 = 「内なるキリスト」 ・『聖霊』と『内なるイエス』は、どう違うのか? → 実質的には同じ。[ヨハネ14:16-18,使徒16:6-7] ・ただ、「キリストの御霊」と呼ぶとき、そこにはある1つの特別な働きがある。[ローマ8:8-11] ◆『キリストの御霊』の持つ、「よみがえりの力」 ・私たちがキリストとともに死んだのなら、キリストと共に生かされる。[ローマ6:8] *キリストは「私たちの身代わりとして十字架につけられた」だけではなく、 「肉にある私たちと共に十字架につけられた」。 ・私たちは、死ななければ「よみがえりの力」に生かされない。[ヨハネ12:24-25] 「自分のいのち」 ― 「自分にできる何か」を拠り所にして生きること。 → むしろ、「神が自分を通して何をなさろうとしているか」に目を向ける。 ・キリストの御霊は、「自分の欲(自己実現)のために生きる私たち」を十字架につけ、 「神の栄光のために生きる私たち(キリストの似姿)」へとよみがえらせる。[ガラテヤ2:20] ◆「神のみわざ」が現されるために ・パウロの「産みの苦しみ」 [ガラテヤ4:19] → 肉の力で(自分の栄光のために)神の働きをしようとしていた人たちがいたから。 ・神は「私たちの弱さ」を通して働かれる。[Ⅱコリント12:9-10]       ◎神の役に立つのは、「持って生まれたあなたの能力や才能」ではなく、 「こんな私で良かったら、どうぞ自由に使ってください」という、へりくだった献身。   Outline of the sermon      “Work of ‘the Spirit of Christ’.”      (03/07/2016) ◆“The Holy Spirit in us” = “Christ in Read more…

2016年6月26日 「御霊に導かれて生きる」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ       「御霊に導かれて生きる」     (26/06/2016) ◆聖霊は具体的に導く ・ピリポの場合。[使徒8:29]   ・ペテロの場合。[使徒10:19-20]   ・パウロの場合。[使徒19:21] ・「神の子ども」の特徴。[ローマ8:14] 御霊に導かれた歩み = イエス・キリストの歩まれた歩み その最大の特徴は、「力あるわざ」でもなく、「人々に対する愛」でもない。『御父に対する愛と従順』。 ◆『御霊の導き』の性質 ①この世の知恵や経験からは推し測れない。[Ⅰコリント2:11] ②「神のことば」と矛盾しない。[ヨハネ3:34] ③特有の「内側からこみ上げる思い」を起こさせる。[ピリピ2:13] *これらの①~③のような導きに、どう応答していくのか? ①に対して ― ・1日を「自分の都合や計画による予定」でいっぱいにするのをやめる。 ・物事に関して、無理に知的に納得しようとしない。 ②に対して ― ・みことばを蓄え、それを思い巡らす。 ③に対して ― ・「心に浮かんだ思い」を吟味する。 そこには「御父への愛」があるか?  「誰かをさばく思い」はないか? ◎失敗してもいいから、幼子のように素直で大胆に応答しよう!   Outline of the sermon       “What is ‘Spirit-led life’ like.”      (26/06/2016) ◆The Holy Spirit definitely guides us. ・He guided Philip. [Acts 8:29]   ・He Read more…

2016年6月19日 「『御霊に導かれた歩み』とは?」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「『御霊に導かれた歩み』とは?」    (19/06/2016) ◆「文字(律法)による束縛」ではなく、「御霊による自由」 ・「文字は殺し、御霊は生かす」[Ⅱコリント3:6] ― 律法学者たちは、文字に縛られてしまった。 ・目的地を目指すのに、「正確な地図に頼る」ことと、「道を熟知している案内人に頼る」ことの違いに似ている。 地図を見ながら歩くのは、結局自分の能力に頼るので、不安と緊張感がある。案内人に信頼して歩けば、 リラックスできるし、目的達成のみならず、歩く道のりを楽しむこともできる。 ◆「御霊に導かれた歩み」を妨げるもの[ローマ8:1-6] ・それは、『肉』(生まれながらの自分の傾向性)。しかしこの「肉の性質」に対して信仰によって『No』と言いつつ、 御霊に従って生きるなら、律法の要求は成就されていく。 ◆律法の集約[マタイ22:35-40] ― 「神」を愛し、「人々」を愛すること ・使徒たちによる言い換え [Ⅱコリント5:15,Ⅰヨハネ3:16] ・イエスによる描写 [マタイ25:31-40] ・私たちがもし『肉』にではなく『御霊』に従って生きていくなら、このような歩みが実現する。これは実は主イエス が初めから人々に示されていたもの。[ルカ9:23-24] ◆何故そんな生き方ができるのか? ①人にはできないことが、神にはできるから。[マタイ19:25-26] ・キリストの栄光が輝き出るのを体験するためには、私たちにできそうなことだけをしていたのではダメ。 ②聖霊との交わりの中で生きることに、それだけの魅力があるから。 ③「最高のゴールに到達する」という確信と希望があるから。   Outline of the sermon       “Living by the Spirit.”      (19/06/2016) ◆“Walk by the law” vs “Walk by the Spirit”. ・“The letter kills Read more…

2016年6月12日 「血による新しい契約」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ        「血による新しい契約」      (12/06/2016) ◆「旧[約]聖書」と「新[約]聖書」 ・翻訳の『訳』ではなく、契約の『約』 ― 「古い契約」と「新しい契約」。 ・「古い契約」とは? = 十戒や割礼などに代表される様々な律法。 血の注ぎかけによって『契約』として有効になった。[出エジプト24:3-8] ◆新しい契約 ・あきらめない神。[エレミヤ31:31-34] いつ成就した? → イエス・キリストを通して[ルカ22:15, 19-20](最後の晩餐・聖餐式) ・古い契約(律法)は、人間が連れてきた動物の血の注ぎかけによって有効にされたが、新しい契約は、父なる 神によって遣わされた「傷のない子羊キリストの血」によって有効とされた。[ヘブル9:11-12, 15] ◆「過越の祭り」の起源[出エジプト12:21-24]  イエスの十字架はこの時期に起こった!(非常に象徴的) ①かもいと門柱に塗られた血 ― 十字架を想起させる。 ②血は外側に塗られた(家の中からは見えない) ― 私たちが理解するためではなく、神に見せるため。 ③神の定めた方法に従った者なら、誰でも救われた。 ◆心に記された律法 [再び、エレミヤ31:33] ・『文字』ではなく、『御霊』。[Ⅱコリント3:6] 書かれたルールではなく、「人格を持つ聖霊」に導かれて生きる。   Outline of the sermon      “The new covenant in the blood.”     (12/06/2016) ◆ Old ‘Testament’ & Read more…

2016年6月5日 「救いの2段階」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「救いの2段階」       (05/06/2016) ◆2つの『救い』 [Ⅰペテロ1:8-9,2:1-2] ・『救い』には、2段階ある。 ― 言わば、神の子供としての「資格」と「実質」。 ・「罪の赦し」「永遠のいのち」「聖霊」などはすべて、イエスを救い主と信じた時点で与えられる。しかし神が与え る『救いの真価』は、私たちが「キリストの似姿(真の人間)へと完成される」こと。[ピリピ1:6] ・どちらの救いもただ「恵みと信仰」による。[エペソ2:8] すなわち「神のあわれみによる招き」に「愛と信頼」をもって応答することによって。 決して自力のガンバリで成し遂げるのではない。[ガラテヤ3:3] ◆「信仰生活」と「結婚生活」 類似点 ・結婚した時点で、紛れもない『夫婦』。しかし未熟なために同じ失敗を繰り返す。日々の小さな「愛と信頼」によ って「成熟した関係」へと成長する。途中であきらめたくなる誘惑に勝利する必要がある。 決定的な相違 ・神は初めから『完全な愛』で私たちを愛しておられる。また神は決して私たちをあきらめはしない。 ◆カギは『聖霊』 ・イエスを救い主として受け入れた時点で、聖霊は私たちの内に来られる。 [Ⅰコリント3:16] また聖霊は日々 『救いの完成』に向けて私たちを造り変えようとする。[Ⅱコリント3:18] ・しかし聖霊はイエス様と同様、私たちの「自由意志」を尊重する。私たちが聖霊に対して無関心な態度を取り続 けるなら、結婚生活と同様、関係はドンドン冷えていく。[Ⅰテサロニケ5:19,エペソ4:30] ✰特に初めの1年間、「御霊の声を聞き分け、愛をもって応答すること」を心がけよう!   Outline of the sermon       “2 levels of salvation.”      (05/06/2016) ◆Are there two “salvations”? [ⅠPeter1:8-9,2:1-2] ・There are two “levels” of salvation. ― In other Read more…

2016年5月22日 「『祈り』に関する神の真理」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「『祈り』に関する 神の真理」    (22/05/2016) ◆『祈り』の基本概念 ・クリスチャンにとって『祈り』は、「神の子としてのいのちの営み」。決まった形式があるわけではない。 ・『祈りの課題』があるから祈るわけではない。神が「ご自身との交わり」へと私たちを招いておられるから。 ・「求める相手をどれくらい知っているか」 また、「求める相手とどれくらい親しいか」が祈る内容を左右する。 *『祈り』と「神との個人的な関係」には、密接な関わりがある。 ◆『祈り』の本質 ①祈りとは、「神に何かを求める」というよりは、むしろ「神を求める」ことである。 ・祈る内容は単なる『媒体』であって、重要なのは「祈りの中で神と出会うこと」である。 ②祈りの目的は「私たちの目標実現」ではなく、「神の目標実現」である。 ・神の目標 = 神の愛と正義による支配が地上にもたらされること。[マタイ6:33] 『祈り』は、この目標達成のために「天からのリソース」を引き出すためのツール。 ③祈りの原動力は「私たちの熱心さ」ではなく、「私たちの信仰」である。[マタイ21:22] ・神の心を動かすのは、神を『良い父』と信じて疑わない「幼子のような信仰」。(ダビデの信仰 [詩篇6:8-9]) ・時に神は頑として譲らない。 →  私たちをご自身の心に引き寄せようとして。 聖霊の助けをもらいつつ、『神の心』へと近づく。[ローマ8:26-27] ◎神は、ご自分と心を1つにして祈る『祈り手』を今日も捜しておられる! [Ⅱ歴代誌16:9]   Outline of the sermon       “God’s truth about ‘Prayer’.”      (22/05/2016) ◆Basic ideas of “Prayer”. ・“Prayer” for believers is ‘a natural activity as Read more…