聖書

(331) “思いを新たにすることで、自分を変えていただきなさい。”

ある詩人が書きました。「2人の男が拘置所の中から鉄格子を通して外を眺めていた。1人は地面を眺めて絶望の溜め息を吐き、もう1人は星空を眺めてうっとりと溜め息をついた。」2人は全く同じ状況の中で、全く違った気持で過ごしていたのです。 私たちはしばしば自分の人生が思うように運ばないのを、自分が置かれた状況や生い立ちのせいにします。しかし実際に私たちの人生を大きく左右するのは、環境や持っている物ではなく、『心の態度』です。日々の生活の中で私たちが出会う出来事を私たちは選ぶことができません。しかし「その出来事をどう捉えるか」を選ぶことはできます。よく言われることですが、コップに半分くらい水が入っているのを見て、ある人は「もう半分しか残っていない…」と捉え、別の人は「まだ半分も残っている!」と捉えます。これが大きな分かれ目なのです。 では、一体どのようにしてこの『心の態度』を変えることができるのでしょう?それは、世界一ポジティブな方であり、私たちの心も体も造り出された方である『神』との交流を通してです。日本の古いことわざにも「朱に交われば赤くなる」という言葉があります。人はいつも見ているもの・触れているものに似てくるのです。神はあなたが「人生の敗者のように生きること」を望んではおられません。彼は今日も私たちに「強く雄々しくあれ」と励ましてくださるのです。ぜひ朝ごとに次のように神に祈ってみてください。 「神様、どうか私が出来事のポジティブな面にいつも目を向けることができるように、私を変えてください。」

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2019年2月10日 「ヨセフの生涯に学ぶ(4)」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ   「ヨセフの生涯に学ぶ(4)」  (10/02/2019) ◆神が栄光を現される [創世記50:15-20] ・ヨセフの兄たちは、父ヤコブの死後、ヨセフの仕返しを恐れたが、ヨセフは既に神によって造りかえられていた。 ・神は、ご自身の栄光を『人』を通して現される。[イザヤ43:7] しかし「ご自分の栄光を奪う者」を用いることはで きない。だからまず私たちを『謙遜な人』へと造り替えようとする。 ・私たちは、自分の思い通りに行かないことがあると、他人のせいや環境のせいにしようとするが、実際の原因 は『自分の内側』にある。しかしもし私たちがそのような逆境の中でへりくだり「神に忠実に」歩むなら、神はそ の逆境を超えてご自身の栄光を「私たちを通して」現すことがおできになる。 ◆神は『人』を捜しておられる ・神は時・場所・状況などを捜しておられるのではなく、いつでも『人』(御霊に導かれて歩む人)を捜しておられる。 ・神はすべての人をご自身の栄光のために用いたい。そして今日もご自分のみわざのために私たち1人1人を 招いておられる。しかしそれに気付いて応える者、また『自分』を明け渡して従おうとする者があまりにも少ない。 ✰今日の大切なひと言: 神は私たちが『自分』を明け渡して招きに応じるのを待っておられる。   Outline of the sermon    “Learn from Joseph’s life (4).”    (10/02/2019) ◆God reveals His glory. [Genesis 50:15-20] Read more…

聖書

(330) “わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。”

「天国は、ほんとうにある」(原題:Heaven is for Real.)という映画をご覧になったことがおありでしょうか?実話に基づいた映画で、たった4歳のコルトン・バーポという少年が急性虫垂炎のために生死の境をさまよった経験を通して、天国の光景を垣間見たことを証言した話が元になっています。 彼は彼自身が意識不明に陥っている間に彼の両親がどんな様子でいたのかを覚えていて、後にそれを両親に話してビックリさせました。また彼は「自分が『天国』に行っている間に出会った人々」のことをも両親に話し、更に両親を驚かせました。何故ならそれらの人々(彼の祖父母たち)はコルトン少年が生まれる前に既に亡くなっていたからです。 またある日彼はお母さんに言いました。「ママのお腹の中で死んじゃった赤ちゃんがいたでしょ?その人はボクに『私はあなたのお姉ちゃんよ』って言ってたけど、とっても優しい人だったよ。」これを聞いて母親は驚きのあまり言葉もありませんでした。彼がまだ幼かったので、上の子を流産したことなど話したことは無かったのです。母親は尋ねました。「一体誰があなたに、ママの流産のことを話したの?」コルトンは答えます。「お姉ちゃん自身だよ。お姉ちゃんが『私は地上では生まれることができなかったけど、今は天国で元気にしてるから心配しないでって、ママに伝えてね』って言ってたよ。」母親は目を輝かせながら尋ねました。「そのお姉ちゃんは名前を何て言ってた?」「名前は無いって言ってたよ。ママたちはお姉ちゃんに名前を付けなかったんだね。」その通りでした。彼らは娘を亡くした辛さのあまり、名前を付けることができなかったのです。そしてコルトン少年は最後にこう付け加えると、庭へ遊びに行ってしまいました。「そうそう、お姉ちゃんが、パパとママに会える日が待ちきれないって言ってたよ!」 これは私たちにとっても同じです。先に天国へと旅立って行った家族や友人たちは、皆揃ってあなたに再会できる日を心待ちにしているのです。昨年11月に天へと召されて行った私の母も同様です。そして誰よりも天国でのあなたとの出会いを待っておられるのは、他ならぬ私たちの主イエス・キリストなのです。

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2019年2月3日 「ヨセフの生涯に学ぶ(3)」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ   「ヨセフの生涯に学ぶ(3)」  (03/02/2019) ◆『祝福の基』となるために選ばれた ・数々の試練の後、ヨセフはエジプトにおいて王の次の位の権威を得た。しかしそれはその権威を好き勝手に振 るうためではなく「神から委ねられた任務を遂行する」ため。それ故引き続き「神の導きと知恵」を必要とした。 ・神が人をお選びになる時はいつでも「祝福を与えるため」であると同時に「継続的に祝福の基として用いるた め」。これを忘れてしまうと、ユダヤ民族と同じ失敗に陥る。[創世記12:1-3] ◆互いに仕え合う ・『神の召し』とは、私たちが「何かを成し遂げる」ためではなく「互いに仕える者となる」ため。[マタイ20:25-28] 私たちがこのことを真に学ぶまでは、神は私たちに『使命』を与えようとはされない。 ・「とにかく何かしたい」という心のはやりをグッとこらえる。神はまず私たちの『内側』を整える。[Ⅰペテロ5:5b-6] *神は「イベントのためにあなたの能力・スキルを求めておられる」のではなく、 「人々にご自身の愛と力を表現するために、あなたのすべてを求めておられる」のである。  ✰今日の大切なひと言: 神は人を「用いる」前に、まず人を「造る」。   Outline of the sermon    “Learn from Joseph’s life (3).”    (03/02/2019) ◆Chosen to be “A Blessing for Others”. ・After Read more…

聖書

(329) “聞く耳のある者は聞きなさい。”

「神は人間に口を1つ耳を2つお与えになった。それは語るより2倍聞くためだ」などと言う人がいますが、その通りかもしれません。しかし実際は『聞き上手』な人はあまり多くありません。 「良い聞き手」は「良い習い手」でもあります。私たちはしばしば、今の状況を打開する良いアイディアや、人生に祝福をもたらす秘訣を探し回りますが、「しっかりと聞くため」に時間を割こうとはしません。これは大変もったいないことです。 では「良い聞き手となるコツ」にはどんなものがあるのでしょう?下記の3つのことが言えると思います。 ①邪魔物を取り除く ・よくスマホを見たり、他のことに気を取られながら人の話を聞く人がいます。これは最も初歩的なミスです。「話を聞く」というのは「話し手に全神経を集中する」ということです。 ②話をさえぎらない ・相手の話の途中で、たとえどんなに助言をしたくなったり、言葉を付け加えたくなったりしても、相手が話し終わるまでしっかり聞き続けましょう。多くの場合「話している内容そのもの」よりも、相手が「自分は聞いてもらえている」と感じることの方が重要なのです。 ③結論を急がない  ・相手の話に対する『自分の考え』を告げるのは、相手がすべてを伝え終わるまで待ちましょう。日本人は特に『本音』をなかなか話そうとはしません。早急にこちらの考えを発言してしまうと、相手が「本当に伝えたかったこと」を聞かせてもらえずに終わってしまうかもしれません。  「あの時もっとちゃんと聞いてあげれば良かった…」という思いがよぎったアナタ!生きている限り『遅すぎる』ということはありません。今日から『聞き上手』を目指しましょう!

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(328) “主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。”

私たち家族は、これまでにかわるがわる延べ25人くらいの他人と暮らした経験があります。そんな中で共に暮らした人たちからよく言われたのは「ここにいると『素のまま』でいられる」という言葉でした。私たちにとっては大変嬉しい「ほめことば」だと私たちは解釈しています。そしてその『素のまま』で共に過ごした人々は総じて、信仰においても人格においても大きく成長してこの家から巣立って行ったのです。 『住まい』とは「ありのままを受け入れてもらえる、心からリラックスできる場所」であるべきです。そういう意味では「家ではあまりくつろげない」という人はかわいそうだと思います。『ネグレクト』や『幼児虐待』などによって子供の頃から「『我が家』においてありのままを受け入れられる経験」を持てなかった人々が人格的に障害を負ってしまうのは当然です。 イエス・キリストを通しての『救い』を体験し、聖書の約束にあるように『神の子供』とされた人々は皆、その体験を通して「帰るべき場所に戻ってきた、と感じた」といいます。たとえこの世的にどんな『成功』を味わっていたとしても、神の許に戻ってくるまでは、誰もが『迷える子羊』なのです。 イエスは「わたしは『失われた人』を捜して、救うために来た」とおっしゃいました。今日あなたが「自分は神の前に失われている」と認めキリストの許に来るならば、真に帰るべき場所『神の住まい』に憩う者となるのです。

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2019年1月20日 「ヨセフの生涯に学ぶ(2)」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ   「ヨセフの生涯に学ぶ(2)」  (20/01/2019) ◆信仰は試される [創世記37章参照] ・ヨセフは兄たちによってひどい目に合わされ、奴隷として売り飛ばされるが、全く泣き叫んだりしている様子は ない。まさに「なされるがまま」。これは十字架に向かっていた時のイエスにも似ている。→ [Ⅰペテロ2:21-23] *ここで私たちが学ぶべき信仰の態度 = God knows what He is doing! ◆『共におられる』神 ― 「主はヨセフと共におられた」 [創世記39:2-3,20-23] ・主イエスも「神の霊がいつもあなたと共に住む」と約束された。[ヨハネ14:16-17] 世は私たちを「神のご計画・夢」よりも低次元のもので満足させようとする。だまされるな! ・ヨセフは「与えられたもの」ではなく、『与えておられる方』をはっきりと見ていた。[創世記39:7-9] *世は「状況や出来事」で物事を判断する。しかし『御霊に導かれる人』は、 神を恐れ「何が神を喜ばせ、悲しませるのか」で判断する。 ✰今日の大切なひと言: それでも神は共におられ、ご自身の計画を進めておられる。心配ご無用!   Outline of the sermon    “Learn from Joseph’s Read more…

聖書

(327) “人とは、何者なのでしょう。あなたがこれを心に留められるとは。”

牧師という仕事柄、いろいろな方々とお話をする機会があります。そしてたまにこんな質問をされます。「シブケン(日本人の方々の間ではこう呼ばれています)の趣味は何ですか?」こう訊かれると少々返事に困ってしまいます。家族でボードゲームをしたり、友人たちとスポーツをしたりするのは好きですが『趣味』と呼べるほどのものでもありません。「何かをすること」よりも「誰かと一緒にいること」が好きなのです。いわば私の『趣味』は「人と一緒に時間を過ごすこと」なんです。 今までいろいろな国に住み、様々な種類・国籍の方々と知り合ってきました。その結果言えることは「人間とは実に面白くて美しい」ということです。聖書のある箇所では「人間は神の創造物の中の最高級品である」というような表現もありますが、まさにその通りであると思います。きっと神様も「人間のことが1番好き」なのだと思います。もしかすると、私が人を好きでたまらないのは、神様が私を通して人を愛したいと思っておられることの現れなのかもしれません。だとしたら、たまらなく光栄なことです。 もちろん世の中には「悪人」と呼ばれる人や「意地悪な人」もいます。私にとっても『苦手なタイプ』がないとは言えません。でも相変わらず『人』というものに魅力を感ぜずにはいられません。「この人はちょっと…」と感じていた人も、じっくり話してみると実はなかなかの好人物だった、ということもよくありました。 世間は『プログラム』『イベント』『業績』などに注目するかもしれませんが、2019年は『人』に注目しながら生きてみてはいかがでしょうか?

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2019年1月13日 「ヨセフの生涯に学ぶ(1)」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ   「ヨセフの生涯に学ぶ(1)」  (13/01/2019) ◆『夢見る者』 ヨセフ [創世記37:5-11] ・神が私たちを通して成し遂げようとしておられることは、大抵人間の思いを超えているので、夢や幻のような形 でやってくる。ヨセフの時代はまだ聖霊が注がれていなかったので、神は夢を用いた。しかし周囲はそれらの 夢や幻が「神からのもの」とは理解できないので、迫害する。同様のことが現代でも起こるので要注意。 ・現代は『夢』を見られない時代。「見える世界(目の前の現実)」に洗脳されてしまっている。それはクリスチャンで あっても例外ではない。「神から与えられる幻」を受け取れずにいる。これは神の国の大きな損失! ◆聖霊による幻 [使徒2:16-17] ― ペンテコステの日のペテロの証言 ・神の霊が人に注がれた時に起こる1つのことは、「夢や幻が与えられる」ということ。「思いもよらぬこと」「実現 のために大胆な信仰が要求されること(ルカ1:45)」が与えられる。これらはいわゆる『良い考え』とは違う。 ・神は「夢を与え」「人を育て」『実現へと導く』 ⇒ すべての『先入観』を捨てて、神の計画を求めよう! ✰今日の大切なひと言: 神の計画は「良い考え」ではなく『信じられないような夢』の形でやってくる。   Outline of the sermon    “Learn from Joseph’s life (1).”    (13/01/2019) ◆Joseph, “the dreamer”. [Genesis Read more…