2012年10月7日 「隔ての壁は壊された!」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「隔ての壁は壊された!」      (07/10/2012) [ヨハネ13: 21-30] *「最後の晩餐」の席でイエスの両隣にいたのは、ヨハネとユダ。(2人とも深く愛されていた [23,26節]) ◆何がこの2人の明暗を分けたのか? ・詳しくは分からないが、1つ考えられるのは「イエスに対する理解の違い」。[『放蕩息子のたとえ話』の兄と弟] ・決してユダだけが特に邪悪だったわけではない。結局皆がイエスを見捨てて逃げた。ユダは後で首を吊った。 ◆たった1つ、ユダの心の態度を暗示する表現 [30節] ➝ [ヨハネ3:19-21]   ◎勘違いしないで!     ・『さばき』は、私たちの「悪い行い」の故ではなく、私たちが「光」と「やみ」のどちらを選ぶかにかかっている。 ◆何が神と私たちとの間を隔てているのか?   ①神が私たちに近づくのを妨げるものは、『罪』そのもの。      ・これは「イエスの十字架」によって清算された。今や神は何の妨げもなく、私たちに近づくことができる。     ②私たちが神に近づくのを妨げるものは、『不信仰』または『罪責感』。 ・既に『罪の壁』が壊されたにも拘わらず、「光の神に近づいたら、醜さがバレる!」と恐れて、神の許に行こうとしない。これが『悪魔の力』。しかし、聖書には解決策が提示されている!=[Ⅰヨハネ1:7-9] ◆「イエスの十字架」は、神に対しても、私たちに対しても、『関係の回復』を与える。[Ⅰヨハネ3:8]   ①「罪の代価」をすべて支払うことによって、神が人に近づくための隔てを取り去った。     ②「罪の赦し」と「神の愛」を明らかにし、私たちが信仰によって大胆に神に近づけるようにした。 ◎もはや神はあなたを責めてはおられない! そして私たちも、誰をも責めるべきではない。[ローマ14:4] ☆今日も『光の神』はあなたを招いておられます! [ヨハネ12:36]     Outline of the sermon    “The barrier has been broken!”   (07/10/2012) [John 13: 21-30] ◆ Jesus Read more…

2012年9月23日 「イエスに倣う者」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ         「イエスに倣う者」      (23/09/2012) [ヨハネ13: 12-20] *先週は「見えない世界」のことだったが、今週は「よく見ること」について。 ◆[15節]-先週は「足を洗う」ことの隠された意味を見たが、今週は文字通り「イエスがした通りに行う」こと。 ・「子どもは親の『言うこと』は聞かないが、『すること』は真似する」と言われる。 子どもに「どう生きればいいの?」と問われて、「私を見ればいいんだよ」と言える親子関係は幸いである。 ◆「キリストに人生を賭ける生き方」の2つのカギ。  ①キリストが私たちをお選びになったのは、「キリストを見倣うことによって、他の人々の模範になる」 ため。 ・大切なのは「見られることを意識すること」ではなく、「ひたすらキリストを見、彼に倣うこと」。[Ⅰコリント11:1] ・私たちがイエスを見倣うべき『究極の模範』=[ピリピ2:5-8] 「自分のあり方を捨てることができないとは考えず…」    ②イエスが行った1つ1つの行為にどんな意味があるかを知る必要はない。[16~17節]     ・「イエスに信頼する」とは、単に「いつも守って、助けてくださる」と信じることではなく、「すべてにおいて彼を 模範にして生きていれば間違いない」と信じ、単純に「イエスが行ったように、行う」こと。     ・イエスは御父に信頼してそのように歩み[ヨハネ5:19]、同様にして私たちをも遣わされた。[ヨハネ20:21]      *イエスでさえ人々に拒絶されたのだから、人々が私たちの証の言葉を受け入れなくてもガッカリする必要   ない。[20節] 私たちの目標は「人々の注目を浴びること」ではなく、『イエスに倣う者』となること。 ◎私たちは「特定の働き」に召されているのではなく、「イエスを模範とする」ように召されている。 ☆私たちの周囲の人々(友人・家族・子供たち)が、私たちを通して『イエス』を見ることができるように、 聖書のみことばを通して、もっともっとイエスを「じっと見つめながら」歩みましょう!   Outline of the sermon    “Those who follow the example of Jesus.”   (23/09/2012) [John 13: 12-20] ◆[Verse 15]-Jesus showed us examples so that we Read more…

2012年9月16日 「足を洗われた者は、きよい」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「足を洗われた者は、きよい」   (16/09/2012) [ヨハネ13: 6-11] ◆イエスは「足だけ洗えば、全身きよい」と言われた。[10節] 『足』とは、この世との接点であり、全身を支えるもの。 ・「目に見える部分(行い)」だけを変えても無駄。『根(見えない部分)』を処理しなければ、きよくならない。 ◆では、私たちの『根(土台)』とは?= 「自分」 *私たちの判断基準はいつも『自分の益』-「どっちが得か?」「どっちが楽か?」「どっちが楽しいか?」など。   ・私たちはよく「しっかりしなさい!」と言うが、一体何を「しっかり」させるのか?= 『自分』 ◆カギは『自分』ではなく『キリスト』 [8節,Ⅰコリント3:10-11]   ・地震の時、私たちは「ゆるがないもの」を捜した。キリストこそ「ゆるがない土台」[詩篇16:8]   ・「キリストを土台に据える」とは、単に「キリストと共に生きる」ということではない。(➝ ユダの例:[11節])    「自分の目標」と「キリストの目標」のズレ。肝心なのは「自分のためのキリスト」ではなく「キリストのための自分」を見出すこと。 ◆キリストに人生を賭ける。[ルカ9:23-24 ➝ マタイ10:39]   ・「自分を捨てる」とは、「自分を嫌ったりさげすんだりする」のではなく、『真の自分』を見出すための投資。   ・女性が結婚に人生を賭けるのは、「愛されている」と確信するから。私たちがキリストに人生を賭けるのも同じ。   ・キリストが私たちを愛されたのは、私たちも同様に「愛する者」となるため。[Ⅰヨハネ3:16]    私たちが愛せないのは、「愛がないから」ではなく、『自分』が妨げているから。 ☆あなたはイエスに、あなたの『足』を差し出しますか? Outline of the sermon    “A person whose feet got washed is clean.”   (16/09/2012) [John 13: 6-11] ◆ Jesus said, “A person Read more…

2012年9月9日 「イエスの愛の示し方」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「イエスの愛の示し方」   (09/09/2012) [ヨハネ13: 1-5]  *『限られた命』と宣告されたら、あなたはどうしますか? ◆[1節] イエスはその愛を残るところなく(最後まで)表現された。-今まで同様に… ・イエスは『限られた命』を、「目に見えるもの(やがて失われるもの)を蓄えること」に費やすのではなく、「愛する ことによって、他の人々の人生にインパクトを与えること」のために費やした。 ◆イエスはどのように「愛を示された」のか? ①父なる神との関係において [3節]   ・イエスにとって「愛する」とは、「人々との相互関係」ではなく、父から出て、再び父の許へ帰る者としての 「置き土産」のようなものだった。それ故、人々からの見返りを何も必要としていなかった。彼は「御父と の愛の関係」の中にこそ、何ものにも換えがたい満足を見出していたのである。     ②人々の態度に関わりなく [2節]       ・イエスがご覧になるのは「What we do」ではなく「Who we are」。「神によって造られ」「神に愛され」 「自分のいのちを代価として支払う対象」である私たち。     ③具体的な行動が伴う [4~5節](感情ではない) *Love is Action.(『恋』は名詞、『愛』は動詞)       ・神は私たちを愛しつつ、ただ御座にすわっているだけの方ではない。私たちの必要のために、ただ 「何が最善かを考えるだけ」の方ではなく、まず「自分自身をささげた」。[マルコ10:45] ◆この章の終わりにイエスは、「わたしがあなたがたを愛したように…」と言われた。   ・ただ形だけを真似てもダメ。まず父なる神との関係の中で、真の満足を見出さなくては不可能。その上で、 神がご覧になるように人々を見、彼らの必要のために喜んで自分をささげていく者としていただこう。   Outline of the sermon    “The way Jesus showed his love.”   (09/09/2012) [John 13: 1-5]  *What do Read more…

2012年9月2日 「選ぶのは、アナタ」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ      「選ぶのは、アナタ」   (02/09/2012) [ヨハネ12: 44-50]  *ここでイエスは、2つのことを言っている。 1 イエスは道を示すために来た。しかしチョイスは私たちに委ねられている。[46~48節] ◆イエスは光 [46節] ・イエスは『真理のみことば』によって暗やみを照らし、何が正しいのかを示された。 ◆「さばき」を選ぶのは、自分 [48節]    ・イエスは私たちに「救いのチャンス」を与えるために来られたのであり、「さばくため」ではない。しかし私たち には『選択の自由』が与えられている。神は「すべての人が救われることを望んでおられる」[Ⅰテモテ2:4]が、 あくまで私たちの「自由意志による選択」を尊重される。[申命記30:19] 2 あなたを通して神のわざが現されるために必要なのは、能力や努力ではなく、神への素朴な忠実さ。 ◆ここでイエスが言っておられるのは…                               [44~46,49~50節]    ・イエスは自らの意志で「自分の願うところではなく、自分を遣わされた父なる神の願いを忠実に行うこと」を選 んだ。私たちも『自分の都合や好み』ではなく、神の言われたことをそのまま受け取り、実行するなら、そこに 神のみわざが起こる。 ◆[詩篇145:17~19] ☆今日も神はあなたの手の届くところにおられる。彼の「祝福といのち」に 満ちた人生を歩むかどうか、それはあなたのチョイスにかかっている。   Outline of the sermon    “It is your choice!”   (02/09/2012) [John 12: 44-50]  *Here are 2 things Jesus taught us. 1 Jesus Read more…

2012年8月19日 「神からの栄誉を求める人生」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ      「神からの栄誉を求める人生」   (19/08/2012) [ヨハネ12: 37-43]    *神が私たちのために用意して下さっているのは「見たことも聞いたこともないようなもの」[Ⅰコリント2:9] ◆「神を見せてみろ!そうすれば信じてやる」と言う人々 ➝ 彼らは見ても信じない。何故なら、見たら具体的に従わなくてはならなくなるから。 「神は信じるが、イエスは信じない」という人も同じ。「見えない神」なら、自分の意のままに理想化できる。 ◆「神を信じる」とは?[ヤコブ2:19]   ・「悪霊たちの信仰」と「本物の信仰」は、どこが違うのか?➝ 「神のことばに従う」という明確な態度。     ◎『本物の信仰』=「たとえ、信じることによって自分の生活を変えなければならないとしても、信じる」 ◆イエスの時代のあやふやな信仰[42~43節] と、それに対するイエスの言葉[ヨハネ5:44]   ・「イエスを信じる」とは、単に『十字架における身代わりの死』という過去のわざを信じるだけでなく、「同じ情熱 と愛で、今日も愛してくださっている」 ことを信じる、ということ。神の愛は今日も変わらない。[ローマ8:32] ◆「神を信じているのに、なぜ試練に遭うのか?」➝ 答えは「神を信じているから」。   ・私たちがこの世で神以上に信頼しているものが奪われるとき、私たちは『試練』と感じるのではないか? ◆「それでは『信仰』よりも『行い』が大切なのか?」➝ むしろ逆。[ピリピ3:2-3]   ・イエスを見つめ、イエスに信頼し、イエスにトコトンついて行く人生に、真の自由・豊かさ・喜びがある!   ☆「神からの栄誉を求めて生きる者」となりましょう! Outline of the sermon    “To obtain the praise from God”   (19/08/2012) [John 12: 37-43]    *God has prepared the things which Read more…

2012年8月12日 「イエス十字架の真意」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ      「イエス十字架の真意」   (12/08/2012) [ヨハネ12: 27-36]  ◆[27節] これはイエスが『(十字架の)時』を悟り、内面を言い表した言葉。 *なぜクリスチャンの間では「十字架」が重視されるのか? ➝ 神が与える「救いへの道」だから。本来私たちが受けるべき「罪に対する罰」をイエスが身代わりに受けてくださった。 ◎「イエスの十字架は、私たちのため」- 確かにその通り。しかし、その真意は他にある!  ①父なる神の栄光のため [28節]    ・神の栄光は「みことばの成就」によって現されるが、十字架は「神のご性質そのものの完全な現れ」。     神のご性質をひと言でいうなら『愛と義(恵みとまこと)』。この2つはイエスの十字架において完全に現された。  ②子なるイエスの栄光のため [23節]    ・①はイエスの従順によってのみ成就した。それ故彼には「すべてにまさる名」が与えられた。[ピリピ2: 8-9] ③サタン(この世の支配者)の敗北のため [31~32節]    ・サタンの戦略 = 人間を『自分(私)』に執着させることによって、神とのつながりを断つ。    ・私たちは、「神の支配下」か「サタンの支配下」のどちらか。 ④私たちの勝利(救い)のため [Ⅰヨハネ5:4-5]     ・「『私』ではなく、『イエス・キリスト』なのだ」と信じることによって。(「自分の基準」ではなく「キリストの基準」を選び取る) ◆[35~36節] ☆「人生の目的」はあなた自身の中にあるのではなく、あなたをお造りになられた神のもとにあります。 「暗やみ(サタンの支配)」から離れて、「神の光の中」を歩みましょう!     Outline of the sermon    “What is the cross of Jesus?”   (12/08/2012) [John 12: 27-36]  Read more…

2012年8月5日 「イエスのおられる所に」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ      「イエスのおられる所に」   (05/08/2012) [ヨハネ12: 20-26]  *今日の箇所を理解するには、まず最後の節(26節)を理解しなければならない。 ◆[26節] 「わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。」   ・「イエスがいる所」とは? イエスはいつも私たちと共にいてくださるんじゃないの?[マタイ28: 20] ◆[マタイ28: 19-20]    ①「行って、あらゆる国の人々を…」      ・(イエスがなさったように)「自分のComfort Zoneを出て、今までの常識を越えて進んで行け」ということ。    ②「…弟子としなさい。…バプテスマを授け、…彼らを教えなさい。」      ・まず自分がイエスから受け、そしてそれをそのまま人々に与えていく。[Ⅰヨハネ2: 6]    ③「見よ。わたしは…あなたと共にいる。」      ・このように、イエスが辿られた道を私たちも進んで行く時、「確かにイエスも共におられる」と実感しながら 生きることができる。   ◎イエスがおられるのは「あなたのComfort Zoneの外」なのです。いや、彼こそ真の『Comfort Zone』。 ◆Pay forward.   ・神から預かっている物を、自分を祝福するためではなく、他の人々の祝福のために使う。= ここに主イエスが住まわれる。 *悪魔は、「自分を喜ばせることをあきらめた人」に対する攻撃の術を持たない! ☆私たちが信仰によって『イエスのおられる所』に踏み出す時、主イエスが共に働いてくださいます。   Outline of the sermon    “Stay where Jesus is.”   (05/08/2012) [John 12: 20-26]  *We have to Read more…

2012年7月22日 「みことばは成就する」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ      「みことばは成就する」   (22/07/2012) [ヨハネ12: 12-19]  ◆「しゅろ」はイスラエルの国家的行事によく用いられる。➝ イエスは『国家的英雄』として華々しく迎えられた。 ◆私たちはもっと華々しくイエスを礼拝すべき。彼はもはや単なる『国家的英雄』ではなく、死を打ち破りよみがえ られた、すべての権威と力とに満ちたお方であり、生きとし生けるものの口によってほめたたえられるべきお方。 *ただ、この場面に1つだけそぐわないものがある。=「ろばの子に乗って」[14-15節](ゼカリヤ書の預言の成就)  ・この「ろばの子」を手に入れる過程でも、イエスが語られたことがそのまま成就した。[ルカ19:29-35] ◎このことは何を意味するのか?➝ 神は、ご自身の栄光を『見栄え(見せかけ)』によって現されるのではなく、 「みことば(約束)を成就する」という形でこそ現される。    *神は私たちの『憧れ』ではなく、『信頼』を勝ち得たい。だから、ご自身に信頼するものを決して裏切らない。 ◆神は語りかける。 ・神は聖書を通して、また聖霊によって私たちに語りかけ、私たちを『信仰による従順』へと招かれる。 それは、その祝福(神の同労者としての特権)にあずからせるため。[マルコ16:20] ◆[Ⅰサムエル15:21-22] - 形だけの礼拝やささげ物は、神を喜ばせることはできない。 ☆神は私たちの「パフォーマンス」を求めているのではなく、私たちの『心』(私たち自身)を求めておられる。   Outline of the sermon    “God fulfills what He said.”   (22/07/2012) [John 12: 12-19]  ◆「Palm tree」 is often used for national events in Israel. ➝ Read more…