(328) “主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。”

私たち家族は、これまでにかわるがわる延べ25人くらいの他人と暮らした経験があります。そんな中で共に暮らした人たちからよく言われたのは「ここにいると『素のまま』でいられる」という言葉でした。私たちにとっては大変嬉しい「ほめことば」だと私たちは解釈しています。そしてその『素のまま』で共に過ごした人々は総じて、信仰においても人格においても大きく成長してこの家から巣立って行ったのです。 『住まい』とは「ありのままを受け入れてもらえる、心からリラックスできる場所」であるべきです。そういう意味では「家ではあまりくつろげない」という人はかわいそうだと思います。『ネグレクト』や『幼児虐待』などによって子供の頃から「『我が家』においてありのままを受け入れられる経験」を持てなかった人々が人格的に障害を負ってしまうのは当然です。 イエス・キリストを通しての『救い』を体験し、聖書の約束にあるように『神の子供』とされた人々は皆、その体験を通して「帰るべき場所に戻ってきた、と感じた」といいます。たとえこの世的にどんな『成功』を味わっていたとしても、神の許に戻ってくるまでは、誰もが『迷える子羊』なのです。 イエスは「わたしは『失われた人』を捜して、救うために来た」とおっしゃいました。今日あなたが「自分は神の前に失われている」と認めキリストの許に来るならば、真に帰るべき場所『神の住まい』に憩う者となるのです。

2019年1月20日 「ヨセフの生涯に学ぶ(2)」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ   「ヨセフの生涯に学ぶ(2)」  (20/01/2019) ◆信仰は試される [創世記37章参照] ・ヨセフは兄たちによってひどい目に合わされ、奴隷として売り飛ばされるが、全く泣き叫んだりしている様子は ない。まさに「なされるがまま」。これは十字架に向かっていた時のイエスにも似ている。→ [Ⅰペテロ2:21-23] *ここで私たちが学ぶべき信仰の態度 = God knows what He is doing! ◆『共におられる』神 ― 「主はヨセフと共におられた」 [創世記39:2-3,20-23] ・主イエスも「神の霊がいつもあなたと共に住む」と約束された。[ヨハネ14:16-17] 世は私たちを「神のご計画・夢」よりも低次元のもので満足させようとする。だまされるな! ・ヨセフは「与えられたもの」ではなく、『与えておられる方』をはっきりと見ていた。[創世記39:7-9] *世は「状況や出来事」で物事を判断する。しかし『御霊に導かれる人』は、 神を恐れ「何が神を喜ばせ、悲しませるのか」で判断する。 ✰今日の大切なひと言: それでも神は共におられ、ご自身の計画を進めておられる。心配ご無用!   Outline of the sermon    “Learn from Joseph’s life (2).”    (20/01/2019) ◆God tests our faith. [See: Genesis chapter 37] ・Joseph’s brothers bullied him Read more…