「決して失敗しない人」など、この世には1人もいません。人生で成功を収めた人たちは皆、「失敗から学んだ人たち」です。残念ながら実に多くの人々は『自分の失敗』を素直に認めようとせず、他の人にその責任やしりぬぐいをなすりつけようとします。しかし、このような態度でいると「失敗から学ぶこと」ができません。

 統計によると、『自分の失敗』を素直に認めるのが早ければ早いほど、その失敗から大切なレッスンを学べる確率が高いそうです。ですから『自分の失敗』に気付いた時に自問すべき質問は、「ここから何が学べるだろう?」「同じ失敗を繰り返さないためにどうしたら良いだろう?」「この失敗とは別に、何かうまく運んでいる点はないだろうか?」などです。

 神は私たちを「他の人と比べて優れた人物となるため」に造られたわけではありません。神は私たち1人1人を「自己最高の人生を歩むため」に造られたのです。そしてその目標に至るために大切なことは、「日々成長すること」です。自分の失敗の責任を他の人に押し付けている間は、決して成長することはできません。

 有名な自動車会社『フォード・モーター』の創設者でありクリスチャンでもある『ヘンリー・フォード』は、失敗から学び続けて成功を収めた教訓から次のような言葉を遺しています。「『失敗』とは、単に『もう1度挑戦する』ための機会にすぎない。但し『前回より少しだけ賢く挑戦する』ための。」 『失敗』を恥とすることなく、「成長の機会」として積極的に学んで行きましょう!

Categories: 聖書

0 Comments

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *