2019年4月14日 「『神の栄光』の現し方」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ        「『神の栄光』の現し方」       (14/04/2019) [Ⅰコリント6:19-20] *『神の栄光』とは、どのようにして現されるのか? ◆パラクレトス(原意:「援助のために側に呼ばれた者」) [ヨハネ14:16] ・私たちはこの世にあって「主に忠実に歩もう」とする時、様々な困難に遭遇する。[ヨハネ16:33] ・内なる御霊は「傍らに共に倒れてくれる方」(アフリカのカレ族)。「私たちを休ませ、共に重荷を負ってくださる方」。 ◆弱い時にこそ、強い [Ⅱコリント12:9] ・ここで言われている『弱さ』とは、単に「弱々しいこと」ではなく、「自分はもっと神の栄光を現す人生を歩みたい のに、それが十分できない」というジレンマ。神はパウロに「わたしの栄光を現すのは、あなたの力や能力では    なく、不完全な者を通してでも栄光を現すことのできる、わたしの『恵み』なのだ」 と伝えておられる。 ・「カッコいい自分」を神に差し出すのではなく、弱くてカッコ悪い自分を思い知らされ、そんな自分の『弱さ』をも 神の前に素直に差し出せるようになった時、神はあなたを通してご自身の栄光を現す準備ができたのである。 ✰今日の大切なひと言: 神様に「自分の弱み」を握ってもらう。   Outline of the sermon       “How to honor God.”       (14/04/2019) [ⅠCorinthians 6:19-20] *How can “Glory of God” be revealed in our lives? ◆Parakletos(original meaning:“The one called for help”) [John14:16] ・We need His help Read more…

2019年4月7日 「聖霊の内なる働き」

録音に失敗したので、今回のメッセージは聴けません 説教あらすじ        「聖霊の内なる働き」       (07/04/2019) ◆外側よりも、まず中身 ・「聖霊の導き」とは、必ずしも私たちを『行動』へと駆り立てるわけではない。むしろ「この世の価値観」にすっか り洗脳された私たちを『真理』に目覚めさせ、「神の国の価値観(新しいいのち)」へと導く。[ローマ8:1-2] ・内なる御霊との交わりを通して「自分は何もできなくても、愛され、喜ばれている」 と深く実感するまでは、 「主にあって何かを始める」べきではない。(始めても良いが、『律法的』になる可能性大) ◆私たちに起こる変化 ・内なる御霊は『必殺掃除人』のような方ではない。私たちの人生に入ってくるなり、「あそこが汚れていますよ。 今キレイにしますからね!」などと、私たちの内面をいきなり大掃除し始めたりしない。 ・御霊はむしろ「メチャメチャ美形でのんびり屋な夫(妻)」のよう。彼は「具体的なアクションを起こさせる」というよ り、まず『志』を与え、「私たちがしたくないことをさせる」のではなく、「ヤル気にさせる」。[雅歌2:7] ✰今日の大切なひと言: 主への愛が十分育つまで、待ってみよう。   Outline of the sermon  “Inner work of the Spirit.”  (07/04/2019) ◆From “inside” rather than “outside”. ・The Spirit does not necessarily guide us to “action”.  His primary work is to awake us to “the Read more…

(339) “私たちは、成熟を目指して進もうではありませんか。”

私たちは肉体的に『大人』になって行ったとしても、必ずしも「精神的な大人(成熟)」になっているとは限りません。では『成熟』とは一体どういうことなのでしょう? ある著名な心理学者は次のように言っています。 「『成熟』とは、怒りをコントロールできる能力であり、他人との違いを争いや苛立ちなしに解決できることである。『成熟』とは、待てることであり、本物の満足を得るために一時的な快楽を我慢することである。『成熟』とは、強い反対や大きな失敗を乗り越えることであり、全く喜びを見い出せない状況の中にあっても愚痴をこぼすことなく持ちこたえることのできる強さである。『成熟』とは、自分の誤りを素直に認めることができ、かつ相手の過ちを責めることなく正すことのできる度量の大きさである。『成熟』とは、良い決断をし、しかもそれを最後まで行動に移し続けることのできる粘り強さである。『成熟』とは、頼りがいがあり、信頼できる正直さであり、危機的な局面をも切り抜けさせる知恵でもある。一方『未熟さ』とは、言い訳の王様であり、混乱と無秩序であり、約束破りの迷路のようなもので、動機だけは良かったがやり遂げられなかった仕事の山である。『成熟した人』は、変えることのできないことを受け入れる度量と、変えることのできることに立ち向かう勇気と、その2つを見分ける知恵とを持っている。」 アナタの『成熟度』はどれくらいでしょうか?

(338) “わが神、主よ。私が叫び求めると、あなたは私を癒してくださいました。”

今日ほど『うつ病』にさいなまれている人が多い時代は無かったと思います。恐らくほとんどの方々が「知り合いに『うつ病』の人がいる」もしくは「自分自身が『うつ状態』を経験したことがある」のではないでしょうか? 『うつ病』のはっきりした原因はまだ解明されていないようですが、間違いなく1つ言えることは「人間には『感情』がある」ということが元になっているということです。『感情』があるがゆえに、私たちは「近親者の死」や「過度のストレス」などに直面すると、それが追いきれない状態になった時『うつ』になるのでしょう。といっても『感情』そのものが悪いわけではもちろんありません。むしろ「心の苦しみ」を独りで抱え込みすぎてしまうことに問題があるのです。 では、それがどうして最近になってこんなにも増えてきたのでしょう?もちろん「働き過ぎ」や「人間関係の複雑化」も大きな理由でしょうが、何よりの原因は「心の内にある不安や恐れを表現するための機会や相手がいなくなってきている」ということではないでしょうか?人口の増加やスピード社会に伴って人間関係がドンドン希薄になり、「ゆっくり時間を取って、じっくりと会話する」とか、「互いの気持ちを思いやり、深い友情を築く」ということが稀になって来ている気がします。 20年以上外国暮らしをして感じることは「日本人は自分自身を表現(主張)することがあまりうまくない」ということです。そのため、比較的親しい関係においても、なかなか自分の内面に関わることを分かち合おうとはしません。それを「奥ゆかしさの美徳」として崇拝する傾向さえあります。しかしその「奥ゆかしさ」が『うつ病』を引き起こす原因になっているとすれば、それは美徳でも何でもありません。 聖書は私たちに「じっと耳を傾けてくださる神」「私たちの外面ではなく、心を求めておられる神」を紹介しています。旧約聖書の大きな部分を占めている『詩篇』という書物の中で、イスラエルのダビデ王は、自分の心の深い叫びやうめきを、実にあからさまな言葉で神に対してぶつけています。そのいくつかは「本当にそんなことまで言っちゃっていいの?」と思えるほどの辛辣な言葉で(聖書は決して「美しく立派な言葉の結晶」などではありません)、読みながら目を覆いたくなるほどなのですが、そのように自分の心を神にぶちまけることでダビデは『神からの癒し』を受け取っているのです。 2つのことをお勧めします。①心の深みまでも分かち合える『友』を作る(または自分がそのような『友』になる)。②あなたのすべてを受け止めてくださる『神』に思い切って打ち明ける(叫ぶ)。このようにして少しでもこの地上から『うつ病』を減らして行きましょう!

2019年3月31日 「時間の優れた使い方」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ        「時間の優れた使い方」       (31/03/2019) ◎『内なる御霊(主イエス)』との関係を深めるための具体策2つ    ①「この世の営み」から離れる時間を作る   ②「神のことば」を慕い求め、分かったことに従う ◆「神を見る者」は誰か? [マタイ5:8,ヘブル12:14] ・『聖い』(ヘブル語「コーデシュ」)とは、「罪がないこと」ではなく、「分離する」という意味。言わば「神の国とこの世 との間でどっちつかずにいる状態」から、「私は神のものである」という自覚の許に生きるようになること。 ・手始めに、1日1時間「パソコン・スマホ・テレビ・ゲーム」などから『分離』してみるのはどうか? ◆イエスは「ご自身を現される」[ヨハネ14:21] ・「神への従順」は、「救いの条件」ではなく、「神への愛の証明」。愛する者の願いを叶えることは大きな喜び。 ・「神のことば(主イエス)」=「神のみこころ」。主イエスは私たちにご自身のことをもっと知って欲しいと願ってお られる。それは、更に深く彼を知ることが、私たちの人生を更に豊かにすると知っておられるから。 ✰今日の大切なひと言: この世の誘いを断って、主イエス(神のことば)とデートする。   Outline of the sermon  “Better way to spend our time.”  (31/03/2019) ◎ 2 good ways to build “deeper relationship with the Spirit(Jesus)”.    ①Set aside time to be separated from our daily routine.   ②Seek Read more…

(337) “神よ、あなたは私を、恐ろしいほどに素晴らしくお造りになりました。”

私たちは皆、たった1つの細胞から始まりました。そしてその「たった1つの細胞」の中には、数え切れないほどの情報を擁したDNAが含まれていたのです。そこにはあなたの髪の毛や眼の色、鼻の形、指のサイズも入っています。そうそう、あなたの指紋は他の誰とも違うということを考えてみてください!あなたの瞳の輝きも、あなたの笑い声も、あなたが持つユニークな視点も、皆あなた独自のものです。そしてそれは偶然起こったのではなく、創造主なる神があなたをそのようにデザインされたのです。神はあなたにその声を、その微笑みを、その髪質も、しみやそばかすも、あなたをあなたとしているものすべてをお与えになりました。そして神があなたをそのように造られたからこそ、あなたは世界でたった1人の存在であり、また世界はあなた無しには完成しないとも言えるのです! 最近アメリカで「妊娠後期でも中絶可能とすべき」というような法案に関する討議が行われているようですが、それはひとえに「人間が人のいのちをも左右することができる」という私たちの傲慢さから生まれる考えであり、『神の領域』を侵害する恐るべきアイディアだということができるのではないでしょうか?母親の胎内に形造られつつある胎児の中に既に与えられている驚くべき「いのちの息吹」を思う時、私たちはまず『自分自身』の取り扱いに更に注意を払うべきであり、また『人工中絶』という問題に関しても正しい態度を持つべきであると信じます。

2019年3月24日 「深みに漕ぎ出す」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ        「深みに漕ぎ出す」       (24/03/2019) ◆深みに漕ぎ出す [ルカ5:1-6] ・「深みに漕ぎ出して魚を獲る」とは、何もいきなり「どこかの国へ宣教師として出かける」という意味ではない。 ペテロにとってこの湖は『日常生活の現場』。私たちも「日々の生活の中」で、もう1歩深みへ進んでみよう。 ・私たちの『言い訳』は、「そういう気分じゃないから」とか「そんなことはしたことがない」など。これらはまさに ペテロが言えたこと。しかしペテロは「信仰によって」イエスのことばに従い、そして『神のわざ』を体験した。 ◆みことばに親しむ ・「御霊との関係を深める最善の方法」の1つは、『みことば(聖書)に親しむ』こと。 ①聖書をたくさん読む  ②聖書をじっくりと読む  ③みことばを暗唱する  これらはどれも役に立つ。 ・みことばが私たちの内に多く蓄えられるほど、御霊がよりクリアに語りかける『足掛かり』が増える。 *聖書に親しみましょう。そして「信仰によって」深みに漕ぎ出しましょう! ✰今日の大切なひと言: もう1歩を踏み出してみよう!   Outline of the sermon     “Go out into deep water.”     (24/03/2019) ◆Go out into deep water. [Luke 5:1-6] ・It doesn’t mean that you should go somewhere unfamiliar and do preaching.  For Peter this lake Read more…

(336) “神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。”

私が高校生だった頃、クラスに陰湿な『いじめ』がありました。当時はまだ現代のような「邪悪な暴力」はまだありませんでした。ですから通常のいじめというのは、「いつも鼻をたらしている子をちょっとからかう」とか、「ウンチをもらしたことのある子に『やーいやーい、ウンコもらし~!』と囃し立てる」など、大抵はっきりした原因があり、いじめ方もあからさまで分かりやすいものでした。ところが、私のクラスで行われた『いじめ』はそれとは少し違って、数人のグループで突然理由もなくクラスの1人をターゲットにして「無視する」というものでした。無視され始まった本人は、一体何が起こっているのかまるで分からず、初めの内は冗談だと思ってしきりに話しかけようとするのですが、それが無駄だと分かると「何か自分に原因があるのかな?」と思い始め、一生懸命に謝ったり理由を尋ねたりし、それも通用しないことが分かると段々ふさぎ込んで、しまいには不登校になる、というパターンでした。「いじめっ子グループ」はそのプロセスを楽しんで、次々とターゲットを変えていったのです。私は自分を「真面目な良い人間」だと自負していましたので、そんなグループには決して加わりませんでしたし、心の中でそのような輩をさげすんでいました。しかしある時自分の友人がそのターゲットになってしまい、私は次に自分がターゲットにされることを恐れて、友人を救うことができなかったのです。 聖書は「すべての人は神の前に罪人である」と言います。私たちは「自分はそれなりに良い人間だ。『罪人』などと呼ばれる筋合いはない!」と主張しますが、同時に「自分の心には一点の曇りもない」と主張できる人間は1人もいません。私たちはつい自分を他の人と比べながら「自分はマザーテレサほどは立派ではないかもしれないけれど、ヒットラーよりはマシなはずだ」と言い聞かせますが、神の望んでおられる『潔白(義)』のレベルにたとえ1センチ足りなかろうが、100メートル足りなかろうが、私たちは皆同じ『罪人』なのです。 しかし聖書は同時に驚くべきことを語ります。「イエス・キリストは罪人を救うために来た」というメッセージです。キリストは私たちに「正しいこと(義)を教えに来た」のではなく、私たちの代わりに正しく潔白な人生を送り、そのご自身の『義』を私たちに与える代わりに、私たちの『罪』をすべて請け負って、その身を神へのいけにえとして捧げたのです。 これが聖書が私たちに伝えようとしている最大のメッセージです。そして『クリスチャン』とは「良いことをしようとしている人たち」ではなく、このメッセージを自分のこととして受け止め、このキリストの愛に心を動かされて1日1日を精一杯生きている人々のことなのです。

2019年3月17日 「乳飲み子を持つ母親のように」

メッセージをダウンロードして聴く 説教あらすじ     「乳飲み子を持つ母親のように」    (17/03/2019) ◆『内なる御霊』とはどういう方か? ― 良いニュースと悪いニュースがある。 良いニュース:御霊は「紳士」(優しく穏やか)。決して私たちの『自由意志』を冒さない。無理強いをしない。 悪いニュース:御霊は私たちの都合(タイミングや方法)に合わせてはくれない。⇒「乳飲み子と母親の関係」のよう。 ◆「御霊と共に歩む」ために心がけるべきこと ①経験を積む(失敗しても良い) ・御霊がアプローチしてくる方法やタイミングを覚えておく。(もちろん、ワンパターンではない!)   ②臨機応変でいること ・御霊は『法則』ではなく『人格』。「自分の予定や考え」で自分を縛り付けず、いつも「目を覚まして」おく。 ③献身(主権を明け渡す) ・御霊は無理強いしないので、私たちが注意を払うまで「いつまででも待つ」。しかし『人格』を持つので、彼は 悲しむ。[エペソ4:30] だからこそ、気付くのに遅すぎたり、無視し続けたりしないで! ✰今日の大切なひと言: 御霊は『人格』。放っておかないで!   Outline of the sermon    “Like a mum who has a baby.”    (17/03/2019) ◆Who is “the Spirit” like? ― There are “a good news” and “a bad news”. Good news: Spirit Read more…

2019年JAPAN DAYに参加しました!

2019年3月3日(日)に行われたCanterbury JAPAN DAY 2019に、今年もJCFが参加しました!出店やキッズゾーン、フェイスペインティング、無料のお茶&お菓子などでとても賑わいました。賛美と礼拝の時間もあり、たくさんの方々に神様の良い知らせを聞いてもらうことができました。