2012年7月8日 「様々な礼拝の形」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ          「様々な礼拝の形」       (08/07/2012) [ヨハネ12:1-8]  ◆[1~2節]   ・ラザロの証を聞いていた町の人々は『畏敬の念』と共に『豪華ディナー』でイエスを迎えた。深い喜びと神の臨在に満ちた食卓。 ◆晩餐での人間模様(そこには、様々な『礼拝の形』が見られる)    ①マルタとラザロ [2節]      ・マルタはいつも通り給仕。しかしその心はいつもイエスに向いていた。イエスも微笑みで応えていたはず。        ➝ 日常生活の中で、イエスの臨在を感じ、彼を微笑ませることを意識しながら生きることも、『礼拝』。   ・「神の国の雰囲気」を懐かしがっていたラザロは、できる限りイエスのそばに寄り添っていたであろう。     ➝ イエスと2人きりの時間、また「神の国」を共有できる信仰の友との時間を確保することも、『礼拝』。 ②マリヤ [3節]   ・表現しきれない「イエスに対する感謝と賛美」を、持っている精一杯のものをささげることで表現した。   ・私たちに与えられている「価値あるもの」(お金・地位・才能など)は、イエスを『礼拝』するために用いられるべき。 ③ユダ [4~6節]   ・「自分の落ち度を埋め合わせること」で頭がいっぱい。結局ごまかすのが精一杯。私たちも同様。[ローマ2:15]    ④イエス [7~8節]      ・ユダのごまかしを承知の上で、決して責めることをしない。何故なら、自分はまさにこれからその『責め』を 身代わりに負おうとしているのだから。彼の関心はただ、「わたしに目を向けてごらん」ということ。 ☆与えられているものを、自分の楽しみのためではなく、この方の愛に報いるために用いませんか?     Outline of the sermon    “Different shapes of ‘Worship’.”   (08/07/2012) [John 12:1-8]  ◆[Verses 1-2]    ・People in Bethany truly Read more…

2012年7月1日 「主にあって今を誠実に生きる」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ      「主にあって今を誠実に生きる」   (01/07/2012) [ヨハネ11:46-57]  *神の偉大なみわざに対して逆の極端な反応を見せるユダヤ人リーダーたち。彼らの態度はどんな誤った考え方に根ざしているのか? 1 「本音」と「建前」 [47-48, 53節]   ・パリサイ人の建前:「モーセの律法こそ、神のみこころ!」と認め、これを堅く守り行う。   ・パリサイ人の本音:律法自体を重んじているのではなく、自分たちの主義・主張を最重視。 (自分たちに不都合なイエスのような人物が現れると、「殺してはならない」という律法を無視して殺人を計画する)    ◎神が望んでおられるのは、うわべだけの従順ではなく、「神を畏れ、人々を愛する心」の結果としての従順。 2 「人の計画」と「神の計画」 [49-52節]   ・カヤパは自分たちの益のために策略を練ったが、結果として神の計画を成就することになる。[箴言19:21]   ・人は1秒先のことも分からないので、知恵を絞って計画を立てても、神の計画を越えることは決してない。   *では、何故神は私たちを「将来を見通せるように」は造らなかったのか? ①そのような力は「神に対する不信仰」へと導くから。 ②『今』を感謝し、「今、神にあってできる最善」を見出して、全力を尽くさせるため。[ヤコブ4:13-15] ◆『Integrity』(誠実・高潔) = いわば「神に対する誠実さ」[詩篇16:8] ☆自分の都合や周囲の状況に左右されてしまうような『建前』の人生ではなく、 『Integrity』(神に対する誠実)をもって、一瞬一瞬を全力で生きていこう!     Outline of the sermon    “Live with ‘Integrity’ before God.”   (01/07/2012) [John 11:46-57]  *Why did Jewish leaders respond such a different Read more…

2012年6月24日 イエスの涙

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ           「イエスの涙」         (24/06/2012) [ヨハネ11:30-45]  ◎イエスの『憤り』と『涙』を理解する。 ◆[33節] 『霊の憤り』   ・イエスは人々の無知に憤られる方ではない。これは『罪』とその結果である『死』に対する憎しみ。そしてまたそれらの根源であるサタンに対する激しい怒りである。 ◆[35節] 『涙を流された』   ・この節は2つの点で注目に値する。     ①英語の聖書の中で、最も短い節。  ②イエスが見せた唯一の涙。 *イエスが涙したのは、ラザロが神との完全な調和からの分離を体験させられることに対して。     ・これは「地上でモタモタしているより、さっさと天国へ行った方がマシ」という意味ではない!そもそも、この地 上に『死』が入ってきたこと自体が、イエスの悲しみ。(もともと『死』とは「神との断絶」を指している) ・神は、1人の魂さえも、ご自分から離れて滅ぶことを望んではおられない! ◆[37-38節] 『心のうちの憤り』 ・この憤りも「私たちの無知」に対してではなく、「神を侮った態度」に対して。 ・神は「できない」お方ではなく、あくまで「私たちによる同意(信仰)」を尊重される方。    「できない」のは、神の力に限界があるからではなく、私たちが信じないから。➝ [40節] ☆私たちの不信仰によって、神のみわざを制限してしまうことなく、今週も神のご計画に対して ことごとく「アーメン!」と同意しながら、「信仰による歩み」を進めて行こう!     Outline of the sermon         “Jesus Wept.”        (24/06/2012) [John 11:30-45]  ◎Let’s learn about 『Tears』 and 『Resentment』 of Jesus. ◆[Verse 33] 『Deeply Read more…

2012年6月17日 『知っていること』と『信じること』

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ        「『知っていること』と『信じること』」    (17/06/2012) [ヨハネ11:17-29]  *マルタがイエスにぶつけた気持ちは、言い換えるなら「Too late!」 しかし彼女は「今でも知っています」とも言った。 ◆マルタが知っていたこと (1) [22節]   ・マルタは経験によって、イエスを知っていた。(「癒し」「奇跡」「力あるわざ」など) ◆マルタが知っていたこと (2) [23-24節]   ・マルタは聖書の知識として、「終わりの日のよみがえり」を知っていた。 *しかしイエスは、マルタがこれらのことを「知っている」だけでは、満足されなかった。 ◆イエスがマルタに求めたこと = 「信じる」こと [25-26節] 信仰 = 自由意志による決断 (だからこそ神は私たちの『自由意志』を尊重される) ・私たちは「分かったら信じる」と言うが、信じることの本質は「たとえ納得できなくても、信じることに決める」ということ。 ・マルタにしても[27節]、弟子たちにしても[ルカ18:34]、「すべてが分かったからイエスに従った」わけではない。 *「信じるために理解する」のではなく、「理解するために信じる」。 ◆信仰生活はアドベンチャー (「キリスト教なんて、つまらなくて退屈」なんてことはあり得ない!) ◆「Too late!」 なのは、イエスの方ではなく、「みことばを聞いても信じない人たち」[26節]     ・「信じます」という決断ができるのは、生きているときだけ![イザヤ書55:6-7]       Outline of the sermon   “‘Believing’ is better than just ‘Knowing’”   (17/06/2012) [John 11:17-29]  *Martha felt that Jesus came Read more…

2012年6月10日 『人の最善』と『神の最善』

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「『人の最善』と『神の最善』」     (10/06/2012) [ヨハネ11:7-16]  ◆「人が思いつく最善」と「神がなさる最善」とは、どんな風に違うのか? ①『最善』を妨げるものは、私たちの外側にではなく、内側にある。[7-10節]   ・私たちは「材料やお金は十分にあるか?」「どんなリスクが考えられるか?」などを問題にするが、最も大切 なのは「今自分は間違いなく光の中(神のみこころの中)を歩んでいる」という確信。 ②永遠に残るもの。[11-13節]   ・キリストにある永遠のいのちを知らない人々にとっては、『死』は最大の脅威。従って、彼らの思いつく『最善』 は「死を忘れさせてくれるこの世の楽しみ」であり、それらは私たちの心から神を閉め出す。   ・一方、キリストを知る者にとっては、死は『眠り』でしかない。すなわち「神の与える最善」は、死のこちら側に も向こう側にも存在する『神との豊かな関係』に基づくもの。(「神への信頼」「神との共通体験」「神への愛」など) ③自己満足ではなく、周囲にも良い香りを放つ。[14-16節] ・「神が与える最善」の本質は、イベントそのものにあるのではなく、その目的にある。(状況が変わることではなく、 神との交わりを通して、私たち自身が変えられること。) キリストが私たちに与える豊かさは、私たちを喜びで満たす だけで終わってしまうことなく、私たちの周囲へと広がっていく。 ★あなたの心は、神がその最善をもってアプローチなさるために、開かれていますか?     Outline of the sermon  “How different is ‘God’s best’ from ‘Man’s best’?”  (10/06/2012) [John 11:7-16]  ◆ How different is 「God’s best」 from 「Man’s best」? ① Obstacles to “God’s best” Read more…

2012年6月3日 祈りがすぐに答えられない時

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「祈りがすぐに答えられない時」     (03/06/2012) [ヨハネ11:1-6]  ◆私たちには「信じて祈っているのに、なかなか答えられない」と感じる時がある。 一体何が起こっているのか?   ①その祈りは、確かに神に届いている。[3-4節]   ②すぐに答えないのは、愛しているから。[5-6節] (「後回し」にしているのではなく、特別な計画がある。)   ③私たちに『死』を通らせるため。[4節]     *上記の②③を通して、私たちは「希望を持ち続けること」と「あきらめること」の両方を学ばなければ ならない。すなわち「神は必ず、最高・最善のことをなさる」 という希望を持ちつつ、「それは必ずしも 私たちの願っているのと同じわけではない」 と知ること。       ・「祈りが願った通りにかなえられることを通して、神を知る」のと「自分の期待したようには祈りが答えられ ないことを通して、神を知る」のとでは、深さが違う。   ④答えは「神の栄光のため」に準備されている。[4節]       ・『神の栄光』とは、何もセンセーショナルなイベント(一過性)ではない。私たち1人1人の人生の中に 「神への生涯かけての献身」を起こさせること。       ・[2節]にあるように、この『死』を経験することを通して、マリヤはとても大切なレッスン(「イエスこそ、すべての すべてであること」)を学び、後にその献身を行動に表している。 ★あなたは神を、単に「お祈りをかなえてくださる方」としてだけ知っていますか? それとも「自分の人生すべてをささげるにふさわしい方」としても知っていますか?   Outline of the sermon    “When the answer for prayer is delayed.”   (03/06/2012) [John 11:1-6]  ◆ What is happening when the answer for prayer is delayed? Read more…

2012年5月27日 『神への冒とく』とは何か?

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「『神への冒とく』とは何か?」     (27/05/2012) [ヨハネ10:31-42]   *ユダヤ人たちの態度や言動を見ると、どうやら彼らは「イエスは自分を神としている」と理解していた。[33節]    では、彼らは何故そんなイエスを殺そうとしていたのか? ➝ 『冒とく』のため[31-33節] 根拠は[レビ記24:16] ◆「神への冒とく」 とは?   ①神を神として認めないこと。   ②神のご性質(神性)を侮ること。        まさに、神を知る前の私たちそのまま!   ③神のみこころを軽んじること。    ・イエスは「『自分が行っているわざ』が、神が自分と共におられることの証拠だ」とおっしゃった。[37-38節] しかし、パリサイ人たちはそれらのわざを「悪霊によるもの」だと言った。[マタイ9:34] これぞ「神への冒とく」! ◆もう1つの冒とく    ・イエスのみわざはどれを取っても人間わざではない。(言ってみれば「神から」でなければ「悪魔から」) ということは、 このお方を目前にして「どっちつかずの態度」を示していることこそ、「神に対する冒とく」である。    ・神の御姿であられた方が、人となって地上に来られ、ご自分のいのちと引き換えに、私たちを『神の子供』と してくださった。このイエスの「恵みとまこと」に対して、私たちは一体何をグズグズしているのか!         ◎「迫害下の韓国の教会で起こった、ある少女に関する物語」 ★この少女に負けない愛をもって、イエスと共に歩みたいと思いませんか?     Outline of the sermon          “What is ‘Blasphemy’?”         (27/05/2012) [John 10:31-42]   *According to the attitude of Jews toward Jesus, they understood that Jesus was claiming himself Read more…

2012年5月20日 「イエスに属する羊」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「イエスに属する羊」     (20/05/2012) [ヨハネ10:22-30]  ◆[24~25節]    ・「キリスト(ギリシャ語語源)」=「油注がれた者」。ヘブル語では「メシア」。具体的には、祭司,預言者,王。   ①祭司: いけにえを献げることによって、民のために、神にとりなしをする者。➝ (ヘブル人への手紙参照)   ②預言者: 神のみこころ(みことば)を受け取り、人々へ取り次ぐ者。   ③王: 敵を打ち破り、民のためにその国を建て上げる者。    ・イエスは、これら3つを完璧に満たしていた。しかしユダヤ人たちは「私たちのキリストは、このローマの圧政から 私たちを解放してくれる王にちがいない」という『先入観』を持っていたので、彼をキリストとは認めなかった。    ・自分たちの願いに固執していると、神が与えようとしておられる「遙かに優れたもの」を取り逃がしてしまう。 ◆[26節]    ・「イエスの羊に属している者」と「属していない者」の違いは何か?     A:「自分の願いの実現のために、神を利用しようとしている」 か、または、     B:「神の願いの実現のために、自分を用いようとしている」 か。    ・このAからBへの「心の態度の転換」を、聖書は『悔い改め』と呼んでいる。      悔い改めて「イエスに属する羊」とされた者の受ける祝福 = [27~28節] ★あなたは「イエスに属する羊」になりたいですか?       Outline of the sermon       “The sheep belong to Jesus.”      (06/05/2012) [John 10:22-30]  ◆[Verses 24-25]    ・「Christ(Greek origin)」=「Anointed One」.  「Messiah」 in Read more…

2012年5月13日 「聖三角関係に生きる」

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「聖三角関係に生きる」     (13/05/2012) [ヨハネ10:14-21]  ①「御父」と「イエス」と「私たち」の    御父        ②「イエス」と「私たち」と「隣人」の  イエス 三角関係                               三角関係                                                   イエス  私たち                                                                    私たち  隣人         ①イエスは、御父との愛の関係の故に私たちを愛し、御父との信頼関係の故に私たちのためにいのちをも捨てた。   ・御父はイエスの従順を信じて疑わず、イエスは御父が自分を復活させることを信じて疑わなかった。   [17-18節] ➝ イエスは、この「ご自分と御父との関係」を、私たちとの関係においても期待しておられる。すなわち… ②私たちが、イエスとの愛の関係の故に隣人を愛し、イエスとの信頼関係の故に隣人のためにいのちをも捨てる。 ・イエスの与えた戒め[ヨハネ15:12]は、私たちが「イエスとの愛の関係」の中で養われながら全うすべきもの。  ・私たちは、イエスへの信頼の故に「復活の希望」があり、「イエスの権威」をこの地上で用いる特権がある。 ◆イエスがこの地上を歩まれた時、彼の心を占めていたことは、次の2つ。 1 この地上で、御父に対する愛を、いかに表現するか?       これが「御父への従順」という形で 2 自分と御父との関係を、人々にどう分かってもらおうか?       現れた。[ヨハネ4:34, 10:37-38]  ・『神への従順』とは、堅苦しいものではなく、「神を喜ばせたい」という愛情の表れ。私たちの持つべき心の態度も同様。 1 この地上で、イエスに対する愛を、いかに表現するか?          唯一の道は「主イエスへの従順」 2 自分とイエスとの関係を、どうやって人々に分かってもらうか?        (みことばを学び、実行する)    ・これがイエスを喜ばせ、また人々の興味をイエスへと向ける。[ヨハネ14:21] ★あなたは「イエスとの関係」を深めたいですか? 人々があなたを通してイエスと出会うのを見たいですか?     Outline of the sermon     “Live in “The holy love triangle”.”     (13/05/2012) [John 10:14-21]  ①The holy love triangle of         Father        ②The Read more…

2012年5月6日 牧者の声を聞き分ける

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「牧者の声を聞き分ける」     (06/05/2012) [ヨハネ10:1-13]  *聖書において注目すべきなのは『教え』よりむしろ『イエス・キリスト』である。この箇所には「わたしはOOです」という表現が2回出てくる。 ◆[1~2節]    ・このたとえ話の主な登場キャラクター: 牧者(イエス),盗人(サタン),羊(私たち)    ・羊は「目が悪くて迷いやすい」「頑固だが、身を守る武器を持っていない」など、私たちとの共通点がある。    ・羊(私たち)にアプローチしてくるのは、牧者だけでなく、盗人も。では私たちはどう対処すれば良いのだろう? ◆[3~5節] ◎重要ポイント = 「声を聞き分ける」ということ。    ・「どんなことばか?」ではなく、「誰のことばか?」  〈『悪魔の福音』のたとえ話〉 ◆[10~11節]    ・盗人の目的は、牧者から羊(私たち)を奪うこと。そのためには手段を選ばない。(地上での人生を富ませさえする)    ・牧者の目的は、羊(私たち)に最も良いものを与えること。そのためにはいのちをも捨てる。      (これが『愛』。真の愛は、相手の最善のために犠牲を払う)    ・ここで語られる「いのち」とは、生物学的ないのちではなく、イエスを通して与えられる「神のいのち」。 ◆この『良い牧者(イエス)』の声を聞き分けるためのヒント = 決して難しくはない!    ①羊として生きる。(「自分は足りない者である」と自覚して生きる)[マタイ23:12]    ②「イエスこそ良い牧者である」と信じる。[11節]    ③牧者の声は後から来る。[8節] ★大切なのは「どんなことばか?」ではなく「誰のことばか?」 聖書のことばで心を整え、しっかりと聞き分けよう!   Outline of the sermon  “To distinguish the voice of “Good Shepherd”.”  (06/05/2012) [John 10:1-13]  *It is more important to learn about Read more…