2012年6月17日 『知っていること』と『信じること』

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ        「『知っていること』と『信じること』」    (17/06/2012) [ヨハネ11:17-29]  *マルタがイエスにぶつけた気持ちは、言い換えるなら「Too late!」 しかし彼女は「今でも知っています」とも言った。 ◆マルタが知っていたこと (1) [22節]   ・マルタは経験によって、イエスを知っていた。(「癒し」「奇跡」「力あるわざ」など) ◆マルタが知っていたこと (2) [23-24節]   ・マルタは聖書の知識として、「終わりの日のよみがえり」を知っていた。 *しかしイエスは、マルタがこれらのことを「知っている」だけでは、満足されなかった。 ◆イエスがマルタに求めたこと = 「信じる」こと [25-26節] 信仰 = 自由意志による決断 (だからこそ神は私たちの『自由意志』を尊重される) ・私たちは「分かったら信じる」と言うが、信じることの本質は「たとえ納得できなくても、信じることに決める」ということ。 ・マルタにしても[27節]、弟子たちにしても[ルカ18:34]、「すべてが分かったからイエスに従った」わけではない。 *「信じるために理解する」のではなく、「理解するために信じる」。 ◆信仰生活はアドベンチャー (「キリスト教なんて、つまらなくて退屈」なんてことはあり得ない!) ◆「Too late!」 なのは、イエスの方ではなく、「みことばを聞いても信じない人たち」[26節]     ・「信じます」という決断ができるのは、生きているときだけ![イザヤ書55:6-7]       Outline of the sermon   “‘Believing’ is better than just ‘Knowing’”   (17/06/2012) [John 11:17-29]  *Martha felt that Jesus came Read more…

2012年6月10日 『人の最善』と『神の最善』

メッセージをダウンロードして聴く  説教あらすじ         「『人の最善』と『神の最善』」     (10/06/2012) [ヨハネ11:7-16]  ◆「人が思いつく最善」と「神がなさる最善」とは、どんな風に違うのか? ①『最善』を妨げるものは、私たちの外側にではなく、内側にある。[7-10節]   ・私たちは「材料やお金は十分にあるか?」「どんなリスクが考えられるか?」などを問題にするが、最も大切 なのは「今自分は間違いなく光の中(神のみこころの中)を歩んでいる」という確信。 ②永遠に残るもの。[11-13節]   ・キリストにある永遠のいのちを知らない人々にとっては、『死』は最大の脅威。従って、彼らの思いつく『最善』 は「死を忘れさせてくれるこの世の楽しみ」であり、それらは私たちの心から神を閉め出す。   ・一方、キリストを知る者にとっては、死は『眠り』でしかない。すなわち「神の与える最善」は、死のこちら側に も向こう側にも存在する『神との豊かな関係』に基づくもの。(「神への信頼」「神との共通体験」「神への愛」など) ③自己満足ではなく、周囲にも良い香りを放つ。[14-16節] ・「神が与える最善」の本質は、イベントそのものにあるのではなく、その目的にある。(状況が変わることではなく、 神との交わりを通して、私たち自身が変えられること。) キリストが私たちに与える豊かさは、私たちを喜びで満たす だけで終わってしまうことなく、私たちの周囲へと広がっていく。 ★あなたの心は、神がその最善をもってアプローチなさるために、開かれていますか?     Outline of the sermon  “How different is ‘God’s best’ from ‘Man’s best’?”  (10/06/2012) [John 11:7-16]  ◆ How different is 「God’s best」 from 「Man’s best」? ① Obstacles to “God’s best” Read more…

(49) へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。

自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。 離婚の理由の中で、最も多いのが『性格の不一致』だと言われます。しかし、実際問題として「性格がピッタリ一致している夫婦」なんてほとんどいないのが現状です。もし2人が初めから「自分たちの性格は大きく違っているから、お互いを時間をかけてじっくりと理解していこうね。」という努力目標を掲げて結婚生活をスタートするなら、どんなに幸せな結婚生活を築けることでしょうか。 お互いを理解しようとするとき、次の3つのことを乗り越えなければなりません。 ①自分勝手な心 ・どんな状況や出来事にも、大概2つの側面があります。しかし、私たちが自分本位な考え方しかしようとしないなら、物事のたった1面しか見えてきません。解決の糸口はいつでも「仮に自分が一歩譲ってみたらばどうなるだろうか?」という謙遜な態度から見えてくるものなのです。 ②恐れ ・『先入観』や『偏見』と言われるものは、大抵新しいことにチャレンジすることに対する『恐れ』から生まれてくるものです。コロンブスが「地球は丸いのだ!」と信じて西に向かって航路を進めようとした時、人々は恐れの故に必死になって彼の挑戦を思いとどまらせようとしました。人間関係を改善・発展させようと思うなら、私たちはいつでも、今までに試したことのない新しいアプローチに挑戦する勇気が必要なのです。 ③意見の食い違い ・虹の美しさは、いくつもの『違った色』が集まっているからであり、オーケストラの音色が優れているのも何種類もの『異なった楽器』が一緒に演奏するからです。もしあなたが他の人々と自分との違いを「受け入れがたいもの」と捉えず、かえって「自分を成長させてくれるもの」として尊重するなら、実は互いに多くのものを共有できる存在だということをも発見できるのです。 トルーマン大統領は「もし我々が他の人々と『視点』を共有しようと試みるなら、少なくとも10人中9人の人々とは一緒に良い仕事ができるだろう。」と言いました。あなたも今日から「互いを理解する素敵な旅」に出発してみませんか?