2020年7月12日 「神を待つこと」

メッセージをYouTubeで観る 説教あらすじ   「神を待つこと」     (12/07/2020) ◆待つこと ― 「神に主導権があり、私たちの思い通りにはならない」 ⇐ これを学ばされるのは、待たされる時。   ・『天国人』の1つの特徴は「待つこと」。 では、何を待つのか? = ①祈りの答え ②『神の時』 [ヨハネ7:6]   ・神が用意しているものは私たちの思いを超えているので、私たちが考えている形ではやってこない事が多い。 ◆神は働いておられる [ピリピ1:6] ― 今日も『天国人(神の子)』としての再創造のみわざは進行中。   ・神はいたずらに私たちを待たせているのではなく、むしろ神の方が「私たちの準備が整う」のを待っている。    待っている間、何をすれば良いのか? ⇒ 『心のチューニング』(祈りとみことばによって、神との距離感を縮める)   ・「世が与える平安」は、願いが叶うまで得られないが、『神の平安』は、願いが叶う前から味わえる。   ・約束のものを手に入れるためには『忍耐』が必要。[へブル10:35-36]      → 天の父は良い方。この方に信頼し、委ね、安心して気長に待ちましょう。 ✰今日のキーワード: 「信じて 待つ」 ◎学びを深めるための質問  ①あなたは『待つ』のが苦手ですか? どんな展望があれば、より長く待つことができますか?  ②私たちはどうして「神様は遅い!」と感じることが多いのでしょう? そんな時、神様は何をなさっているのでしょう?  ③ローマ人への手紙5章1~5節を黙想してみましょう。私たちを神との親しい関係へといざなうものは何ですか? Outline of the sermon        “Wait upon the Lord.”      (12/07/2020) ◆To “wait”. ― We learn “God’s leadership Read more…

(398) “思いを新たにすることで、自分を変えていただきなさい。”

 コロナやら、洪水やらで、気がふさぐ日々ですよねぇ。これでまた『猛暑』がやってくるのかと思うと、益々気が滅入ってくるのではないでしょうか?一体どうやったら『気持ち』だけでも毎日生き生きと生活できるのでしょうか?  私たちは「出来事や環境・状況」が『気分』を左右していると思いがちです。しかし実際は違います。私たちの『気分(感情)』は、私たちの『思い』からやってくるのです。ですから「事実はそうではないのに、思い違いをしていたために、イヤな気分を味わっていた」というようなことが起こるのです。例えば、考えてみてください。「怒りの感情」や「悲しみの感情」を自分の心に造り出すには、自分の『思い』の中に「頭に来ること」や「悲しかった経験」などを思い起こさせる必要がありますよね?このように、私たちの『気分』は、私たちの『思い』から生まれてくることが分かります。ということは、つまり、私たちは「自分の周囲の出来事や状況」をポジティブに解釈できるようになれば、気持ちも上向きになれる、ということになります。  私は毎週日曜日に行われている教会の聖日礼拝で聖書のお話をするのですが、冒頭に必ず「私たちの『天の父なる神様』は『良いお父さん』なので、そのご性質上、ご自身の愛する子どもたちである私たち1人1人に対して『最善』以外をすることはできない」と話しています。私たちの身の上に起こることは、その時には到底『最善』とは思えないようなことがたくさんあります。しかし「永遠」の視点から私たちを見ておられる全知全能の神がなさる『最善』は、私たちの思いを超えて私たちの人生を根底から支え励ます愛のみわざなのです。この「愛と慈愛に満ちた神の御手の内にある」ということを心から信じることができるなら、たとえ目の前の好ましくない状況の中でも、「神は最善しかなさらないのだから、このことにも今の私には分からない『神の愛の計画』が隠されている」と解釈して、希望にあふれて前進することができるようになります。そして更に神は、彼に信頼して私たちが『思い』を新たにしているのをご覧になり、私たちの心に働きかけて、1日1日を生き生きと歩むことができるように助けてくださるのです。