時々車の後方に「赤ちゃんが乗っています」というステッカーが貼ってあるのを見かけますよね?聞いたところによるとアメリカでは「ウチの子は成績優秀な学生なのよ」という意味のステッカーを貼っている車もあるそうです。そしてそれよりもスゴイのは、ある車には「ウチの子はあんたの子なんかよりよっぽど出来が良いのよ!」というステッカーが貼ってあったそうです!

 このような「子供の出来の良さ自慢」の風潮がエスカレートすると、2通りの問題が起こる可能性があります。1つ目は「何らかのハンデキャップを持って生まれた子を必死で育てている親の悲しみ・妬みを増長させる」ということ。もう1つは「そもそも子供たちはそのような親の過剰な期待やプレッシャーを背負えるほど大人ではない」ということです。子供たちが健康な大人に成長するためには「自分は『出来の良し悪し』に関わらず、無条件で親から愛され受け入れられている」と、ハッキリ確信している必要があるのです。

 南カリフォルニアにあるラグビー有名校で長年コーチを務めた『ジョン・マッケイ』は、その息子をも優れた「ラガーマン」として育て、チームの1員として活躍させました。あるシーズンの終わりに、そのシーズン特に大活躍した息子についてコメントを尋ねられたジョンは、次のように答えたそうです。「ええ、確かにわが息子は今シーズン期待以上の活躍をしてくれました。そのことを本当に誇りに思います。ただ皆さんに知っていていただきたいのは、仮に息子が今シーズン不調で全然活躍できなかったとしても、私は同様に私の息子を心から誇りに思っている、ということです。」

 アナタのお子さんは「自分の能力や学校の成績」に関係なく愛されているということを理解しているでしょうか?もし自信をもって「はい」と答えられないなら、まずアナタご自身が「全く無条件で『父なる神』から愛されている」ということをぜひ知っていただきたいと思います。

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