(450) “必要な時に、人の成長に役立つことばを語り、聞く人に恵みを与えなさい。”

あなたはどんなタイプの人と一緒に時間を過ごしたいですか?不機嫌な人?冷たい人?それとも何事にも否定的な人ですか?もちろん違いますよね?やはり一緒にいるなら、明るくて、元気で、肯定的な人だと思います。そういう人と時間を過ごすなら、それまで落ち込んでいた気持ちさえもどこかへ吹き飛んで、再び前向きに歩き出せるようになるはずです。 ところで、あなた自身も、誰かと会う時には必ず相手に何らかの「あと味」を残していることを知っていましたか?それらは、①元気を与えている ②ガッカリさせている ③変わり映えしない のうちのどれかです。どうせなら「良いあと味」を残す者になりたいですよね?ではそのような人となるにはどんなことを心がければ良いのでしょう? この世に『完成されている人』は1人もいません。全ての人は相変わらず「成長の余地」を残しています。ですから、「相手がより成長するために何ができるか」をいつも考えながら接するのです。これを聞くと「そうしたら他の人ばかり助けていて、自分は少しも成長できない」と思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。実は、「たった1代で大きな業績を築いた人100人」の統計を調べたところ、1つの大きな共通点が見つかりました。それは、彼らはいつも「他の人のポテンシャルを最大限引き出そうとしていた」ということです。 この世の雑誌や新聞には『否定的なことば』があふれていますが、聖書は『肯定的・積極的なことば』が満ちています。この「聖書の言葉(神のことば)」を日々自分の内側に取り入れて行くことは、自分自身を前向きにし、また人々に対する態度をも前向きにします。そのような心持ちで人々と接する時、あなたは相手に「良いあと味」を残す『人格成長マスター』としての人生を歩むことができるのです。