時間

『時間』や「今日という日」をどう使うか

手相占い、星占い、タロットカードなどなど、将来を占うために人間が考え出した方法は限りがありません。何故人はこうまでして未来を知りたがるのでしょうか?恐らくその最も大きな理由は、「人間は誰も1秒先のことも分からないから」ということに違いありません。一体これだけ科学が進んだ現代にも関わらず、どうして人間には未来を確実に知る術が解明できないのでしょう?それは、私たちを造られた神が、私たちがそれを知ることを許さないからです。神は、「未来を知ること」が、私たちに益をもたらさないことを知っておられるのです。

ちょっと別の角度から考えてみましょう。私たちはしばしば、自分の友人たちや周囲の人々を見回して、「どうしてあの人は持っているのに、自分は持っていないんだろう?」「どうしてあの人にはできるのに、自分にはできないのだろう?」などと考えるものです。確かにいくつかのものは私たち1人1人に「全く平等には与えられていない」と思えるものもあります。しかし、少なくともたった1つのものは、万人に平等に与えられています。それは『時間』です。どんなに忙しくしている人にも、どんなにサボっている人にも、1日には24時間しか与えられていません。そして神は私たち1人1人がこの与えられた24時間を「愛と知恵とをもって使う」ことを期待しておられるのです。過ぎ去ったことにいつまでもクヨクヨしたり、まだ起こってもいないことを当てにして先走りしたりせず、今目の前に与えられている『今日』という日を最大限に生かして、精一杯生きること、これが私たちが人生に向き合う本来の姿なのです。あなたが今与えられている『時間』や「今日という日」をどう使うか、それがそのまま「人生をどう使うか」に反映するのです。

『昨日』という日は、私たちにいくつかの教訓を与えてくれました。そして『明日』という日は、私たちがそれらの教訓を『今日』という日にどう生かすか、ということによって形造られるのです。ですから、こう祈りましょう。「神様、どうか『今日』という日を最大限に生き抜くことができるように、助けてください!」

Categories: 聖書

Junko

じゅんこです。1990年のChristchurch JCFの創始時からJCFに参加しています。現在はめったにクライストチャーチにも行かなくなりましたが(遠いところに住んでいるので)、ウェブサイトの運営にかかわるというかたちでJCFに参加し続けています。8人の子どもを引き連れている日本人ママをクライストチャーチ周辺で目撃したら多分わたしですので気軽に声かけてくださいね~!

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