
英語で「One day at a time」という表現があります。いわば「その日その日に集中して生きる」という意味です。私たちはつい先の事を心配し、目の前の事に集中できないことがあります。もちろん将来のために備えをしたり、計画を立てたりすることがいけないとは言いませんが、その事ばかりを気に掛けて、肝心の『今』をおろそかにしてしまっては元も子もありません。
神は私たち人間を「1秒先も分からない存在」としてお造りになりました。人は将来のことが不安になり、占いに頼ったり、怪しげなオカルトに手を出したりする事があるわけですが、どれ1つとして確かなものはありません。神が私たちに将来のことをあらかじめ知らせないのは、神ご自身に頼らせるためです。
神は良いお方であって、私たち1人1人を深く愛しておられます。神は常に私たちの最善を願っておられますが、それは決して「いつも物事がうまく運んで、何の苦労もない人生」という意味ではありません。神は、私たちが与えられている能力をフルに発揮できるようにと、時に試練を通して私たちを鍛えてくださるのです。けれども決して私たちを見捨てたりすることはありません。人生の試練は、「神の不在」を意味するのではなく、むしろ神は「試練の中でも共にいてくださる」のです。
神の1番の願いは、「私たちとの深い信頼関係」です。もちろん『関係』というものは決して「強制的」には構築されません。双方の「自由意志」によって形造られていくものです。「神との信頼関係」は、私たちの態度によって決まります。そして私たちが、「神様、あなたが私を愛し、常に私のために『最善』を願ってくださっているので、私は先のことを思い煩うことなく今日という日を全力で歩みます!」という思いで日々を歩んで行く時、『神との信頼関係』は少しずつ深められていくのです。
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